10/11/14 20:52:16 +3KMknh+
ベンゾジアゼピンの常用者のレムとSWSはすぐに自然治癒力によって服用前のレベルに戻ります、しかし初期の不足は残ります。
離脱では何年ものベンゾジアゼピンの服用の後でも急激なレム睡眠のリバウンドがあります。
その結果として夢がより鮮明になり、悪夢が起き夜中の中途覚醒につながります。
これはベンゾジアゼピンの離脱の通常のリアクションであり、不快ではありますが回復が起こっている兆候でもあります。
おおよそ4~6週間の間にレム睡眠の不足が補われた後は悪夢は徐々に減っていき、フェードアウトしていく事でしょう。
SWS睡眠の回復はより長くかかります。おそらく不安のレベルが高く脳が過緊張をしてリラックスが難しい為です。
問題は入眠困難とむずむず足症候群であったり、突然引っ張り落とされるような筋肉の痙攣や大きな音の幻聴などによって再び起こされる事です。
これらは数週間から時には数ヶ月の間続きます。(管理者より:睡眠の回復にはおおよそ数年かかるという報告が経験者の方から寄せられています)
しかし、これらの症状は期限付きです。睡眠の欲求というのは非常にパワフルですのでノーマルな睡眠は自動的に戻ってきます。
それまでは健康な睡眠への環境を整えるためにお茶やコーヒーやアルコールなどの刺激物を就寝前に避ける事やリラグゼーションテープを聴いたり、
不安をコントロールするテクニックや運動なども効果的です。漸減中のベンゾジアゼピンの服薬を寝る前にする事も時には助けになるでしょう。