10/09/16 22:28:51 zyQ2lNpH BE:19750638-2BP(1234)
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>>544
90点。
厳密には、そういう医師はマニュアルに沿って処方箋を書くことしか
出来ない状態にいると言えます。
それがその患者や同類の患者に対してだけのときもあるし、根っからの
怠慢の場合もあるし、副作用で患者からの信用を失いたくないという
ずるい面だったり、信条だったり、けっきょく悪意も善意も断定はしにくいです。
そもそもベゲタミンは眠剤と定型抗精神病薬、副作用止めがセットの合剤で
他の診療科目でも鎮痛剤など胃を荒らす薬と胃薬は、なんのためらいもなく
セットで出すのが常識になってます。
で、理想となる抗精神病薬や抗うつ剤のような主剤の使い方ですが、まずは
血液検査が必要です。
それで異常がなくてはじめて選択薬を使っていいはずです。
ところが薬物療法を続けてるうちに異常が出てくると薬のせいにされる。
よくて怠薬、最悪は評判を落としたり訴えられる(よしひろみたいに
ネットで告発する人だっているし)。
なので初診時に省く医師が結構いる。
省かないできちんとやってるかと思えば薬物療法中の血液検査を毎回予告なしに
いきなりやる医師がいる(東海大の渥美真理子医師がそう)。
そうすれば空腹時血糖値も無効になるので異常なしということにできる
(私はこれで高血糖の発見が遅れた)。
血液検査に関して特に問題がなければ、あとは薬の量ですが、徐々に増やして
いって神経学的所見、検査をやらなくてはいけない。
けれども抗精神病薬の副作用の場合、聞き取りのみの判断で顔面を触診したり
口腔内を調べたり、診察台の上に座らせてみたり……そうやって医師らしい
調査をするべきなのです。
そうしないで有耶無耶にしたいのは精神科にとって副作用は腫れ物だからです。
本来は非定型抗精神病薬の登場で副作用止めは要らなくなると言われていた。
なのに副作用止めをポンと出すやり方は、まったく変わってない。