10/06/24 01:42:51 TrbbKZEi
ADHD:脳内タンパク質「CIN85」機能欠損が関係か--群大など発表 /群馬
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◇治療法確立に光明
群馬大と独ゲーテ大の共同研究グループは、「CIN85」と呼ばれるタンパク質の機能欠損が、子供に多い「落ち着きがない」「何かに集中できない」など行動の一部に障害がみられる「注意欠陥多動性障害」(ADHD)を引き起こす可能性があると発表した。
欧州分子生物学機構の学術誌「EMBOジャーナル」(電子版)に掲載された。
群馬大によると、CIN85は、生物の行動を調節する神経伝達物質・ドーパミンが神経細胞の接合部(シナプス)から、行動に関する情報を脳に伝達するのを調節する脳内タンパク質。
研究チームは、CIN85を持たないよう遺伝子操作したマウスで実験したところ、正常なマウスに比べ、CIN85を持たないマウスは同じ時間内での移動量が20~30%増加する多動性を示し、体脂肪も20%少なかった。
研究チームはこの結果などから、CIN85の機能欠損が起こると、ドーパミンの調節ができなくなり、行動に歯止めが効かない状態になる可能性があると結論付けた。
研究チームの群馬大大学院の下川哲昭准教授(応用生理学)は「今後はADHDを患う人の遺伝子を調べ、CIN85とADHDの関係性の証明作業を行う。
ADHDの治療法確立に期待ができる」と話した。
【鳥井真平】