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■■茨城県の精神科・心療内科11 - 暇つぶし2ch497:優しい名無しさん
10/11/27 23:21:47 lYrm6DU9
萎縮は、虐待をストレスと感じた脳が副腎皮質ステロイド(ストレスホルモン)を大量に分泌し、
成長している子どもの脳の一部の発達を一時的に止めることから起きると考えられている。

 では、なぜ虐待の種類によってストレスホルモンが影響する部分が違うのだろうか。
友田准教授らの研究チームは、このようにみている。
例えば性的虐待は、親族など身近な人が加害者となることが多い。
信頼している相手から思わぬ被害を受けた子は、その行為や相手の姿を見ないように、
言葉の暴力を受けた子は、自分を傷つける言葉そのものを聞こえなくするため、
無意識のうちにストレスホルモンが働いて脳を萎縮させているのではないか-。

 友田准教授は「防衛本能によって外界から脳への感覚的な情報を拒絶するような、
悲しい“発達”を遂げたのではないでしょうか」という。
 ▼気付かぬ被害

 厚生労働省によると、2007年度に全国の児童相談所が対応した児童虐待の件数は4万件を超す。
身体的虐待やネグレクト(育児放棄)は1万5千件以上だが、性的虐待は1293件と全体の約3%に過ぎない。
言葉の暴力を含む心理的虐待も次いで少ない7621件(約19%)だった。
件数が少ない背景として、性的、心理的虐待は、身体的虐待のように目に見えるあざや傷が残らないため、
周囲が気付きにくいということがある。
言葉の暴力による心理的虐待は、怒鳴り声を耳にした近くの住民からの通報などで発覚することもあるが、
幼児期の性的虐待は、被害者である子どもが性的行為の意味が分からず、言葉でも表現できないため表面化しにくい。
身体的虐待を受けた児童が保護された後、性的虐待を打ち明ける例や「妊娠したかもしれない」と子どもが病院を訪ねて発覚した例もある。
友田准教授は、虐待による脳萎縮の研究が進めば、発覚しにくい虐待を裏付ける手段の一つにもなると考えている。
その上で「萎縮する前に、被害に遭っている子どもの小さなサインに気づき、一刻も早く保護することが重要」と呼び掛ける。

URLリンク(qnet.nishinippon.co.jp)

 


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