10/09/06 17:45:00 tjRAWz/H
向精神薬と凶悪事件の関係実態解明に日弁連も動いた
2010/9/3(木)
精神科の治療と凶悪犯罪事件
ここ数日、書類送検された角田鉄太郎医師や、有罪判決を受けた崎浜盛三医師など、精神科医の問題がマスコミに取り上げられています。
そして、今日の東京新聞では、向精神薬と犯罪について再び特集が組まれています。
毎日新聞、読売新聞(医療ルネサンス)、東京新聞の記事によると、日弁連は、SSRIなど向精神薬の服用者による殺人や傷害、
暴行事件の弁護経験について全国約2万7千人の会員弁護士に
アンケートを行うことを決めたようです。薬剤の犯行への影響が疑われる事件を発掘し、実態を解明することを目的とするようです。
また、特集記事では、数々な不可解な事件について、処方されていた向精神薬の具体的な薬剤名が挙げられています。
福岡男児殺害事件:パキシル、トリプタノール、ハルシオン、マイスリー、デパス
川崎男児投げ落とし事件:パキシル、レスリン、ドグマチール、トフラニール
京都塾講師小6女児刺殺事件:ルボックス、リスパダール、タスモリン
ドン・キホーテ放火事件:パキシル
愛知県立てこもり発砲警察殺傷事件:アサシオン、ソラナックス
薬剤の副作用そのものの危険性という問題がある一方、これだけ被害が広がっている背景には、精神科医のずさんな診療の実態があります。
前述した角田鉄太郎医師は、NHKの取材に対して「精神科医というものをわかってない」と批判し、
適当に話をすることが診察というのですか?というリポーターの質問に対して「精神科ってそういうものよ」と臆面もなく答えていました。
でも実は、彼の発言は大多数の精神科医の特質を突いています。
本当に患者の状態(特に副作用の影響)を検査・観察することなく、適当に話をして漫然と向精神薬を処方する。
患者が悪化しようが自殺しようが事件を起こそうが責任を取ることはありません。