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『隠れた薬害?精神分裂病』
夏来進 著
著者は20代後半で精神分裂症とのレッテルを貼られる。それ以前は東大病院で医者をやって
いた時代もあった。精神病院に入院させられ、強力精神安定剤を何度も服用させられ躁うつ
状態に見舞われる。精神病患者は肩身を狭くして社会の片隅でひっそり暮らしていかなけれ
ばならないのが現実である。元医者の立場から、精神分裂症患者が偏見の眼で見られている
現状を憂え、人権の回復を願い、危険な薬物の障害を訴えるドキュメント。
URLリンク(www.bungeisha.co.jp)
統合失調症患者の7割、今なお「多剤大量療法」
統合失調症の患者に対する日本独特の「多剤大量療法」が今なお広く残ってい
ることが、全国61の精神科病院を対象にした調査でわかり、日本精神神経学会で
報告された。複数の種類の抗精神病薬を投与されている患者は7割にのぼった。
多剤大量療法は、副作用で患者の社会復帰を遅らせる一因と批判されている。
薬剤師でつくる「精神科臨床薬学研究会」が昨年10月、61病院に統合失調症
で入院中の9325人全員の処方を分析した。
治療の主力となる抗精神病薬には1996年以降、「第1世代」の従来の薬に代
わり、副作用の少ない「第2世代」と呼ばれる薬が登場。効果を見極めるため、
1種類の処方が原則とされている。しかし調査では、単剤投与は第1世代だけ
の場合を含めて29%にとどまり、2剤が34%、3剤が21%。最大は8剤だった。
第2世代は患者の76%に処方されているが、単剤投与はその3割にすぎず、
副作用を減らす意味がなくなるのに第1世代と併用している場合が多かった。
欧米では、第2世代の単剤処方が7割前後という。
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