10/04/14 01:34:34 Pw233iB/
組織ぐるみの犯罪。
カルテなど改ざん、貝塚中央病院理事長ら書類送検
大阪府貝塚市の精神科「貝塚中央病院」で2008年1月、入院中の男性患者(当時48歳)が身
体拘束中に重体になり、救急搬送先で死亡した事故で、貝塚署は、カルテなど診療記録を改ざん
したとして田村善貞理事長(61)(当時院長兼務)、当直だった男性医師(30)、看護師長の女性
(58)の3人を証拠隠滅容疑で13日までに書類送検した。業務上過失致死罪で公判中の栗原誠
一看護師(54)も証拠隠滅教唆の容疑で書類送検した。
事故は08年1月21日未明、男性が腹部だけを拘束された状態でベッド横に転落して宙づりに
なり、腸管壊死(えし)で3月に死亡した。
精神保健福祉法の規定では、身体拘束には「精神保健指定医」の資格を持つ医師の診察に基
づく指示が必要。同署によると、拘束は栗原看護師の独断で行われ、事故発生後、指定医の資
格を持つ田村理事長の指示だったように装うため、カルテや看護記録を改ざんした、としている。
調べに対し、田村理事長ら3人は「病院を守るためにやった」と改ざんを認めているという。田村
理事長は08年4月から貝塚市医師会長も務めている。
一方、栗原被告は今年2月の初公判で「私は拘束していない」と否認し、自分が勤務についた時
には患者はすでに拘束されていたと主張しているという。
(2010年4月13日 読売新聞)