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■嫌いなことをしていると激しい抑うつ症状に
【新型の台頭で消失】
新年度が始まり新しい環境に馴染めず、その疲れがゴールデンウイーク明けに
無気力症となって一気に表れるのが「五月病」。だが、「『非定型うつ病』がわかる本」
(法研)の編著で「南青山アンティーク通りクリニック」(東京)の福西勇夫院長は、「う
つ病時代の到来で季節は関係なくなった。いまや五月病は激減しつつある」と話す。
五月病とは俗称で、医学的には一種の「適応障害」や「軽症うつ病」と診断されるが、
多くは時間経過とともに改善されるので、あまり問題視されることはなかった。最近は
20代を中心に「新型(非定型)うつ病」が猛スピードで急増。その台頭で五月病の存在
が吸収されてしまった格好だ。
福西院長によると、すでに都内の心療内科に通う30-50%は新型うつ病の患者だという。
【連休明けでも悪化】
従来のうつ病が何をしても持続的に気分が落ち込むのに対して、新型うつ病は好きなことを
しているときは問題なく、嫌なこと(例えば仕事)をしていると激しい抑うつ症状が現れる。
しかも、1日のうちで突然気分が落ち込んだと思うと、すぐに気分が晴れるような急激な
アップダウンが繰り返されるのが特徴だ。
連休明けの状態について、福西院長は「基本的にうつ病は休養をとると調子がよくなるので、
連休明けは調子がいい。ただ、新型の場合は会社で原因となっている対人ストレスなどに直
面すれば、すぐに抑うつ症状が現れることになる」という。
【背景に家庭環境?】
自分から「うつです」と医療機関に診断書を求めてくるのも新型の特徴。一見、「怠け者」
「お調子者」に見られがちだが、「本人にとっては非常に苦しい」と福西院長は発症しやすい
人の傾向についてこう話す。
「親が非常に過干渉で、子供のころから無理してがんばってきたケースが多い。親にガミガ
ミいわれて、親の不安感や葛藤をそのまま受け継いできたような感じです。育ってきた家庭環
境の影響が非常に大きい」
新型うつ病を改善させるには、原因となるストレスから遠ざけるのが一番なので、部署の異動、
転職、長期休暇などでもう一度リセットさせる必要があるという。
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