10/08/09 11:40:26
記述は約50ページ。弁護士を通じて友人にあてた内容が多く、
「今はヘビの生殺し状態。とても不安な状況」と書きなぐるように記すなど、本音を垣間見る内容だ。
「沈みかけた船からは真っ先にネズミがいなくなる。オレは今じゃ沈没したボロ船と一緒」と、
当初は人が去る無情に打ちひしがれた様子。バイリンガルらしく、
「ALL HOPE IS GONE(すべての希望が消えた)」など英語での記述もある。
ただ、現在は「人間破滅に向かう時はいつの間に転落する。
そうなると落ちるところまで落ちきるまでは復活の目は出てこない。地獄の入口から戻ってやる」
「犯罪者の汚名を着せられて、押尾学というブランドを剥(はく)奪され死に物狂いで無罪を取る」などリベンジを強調。
裁判では無罪を主張する方針だ。
「エッジ・スタイル」の渡辺拓滋編集長はノートの公開について、
「彼がいま何を思い、拘置所でどういった生活を送っているのか報じられてこなかった中、意義があると思った。
押尾事件の真相を知る意味での一つの判断材料にしていただけたら」としている。 (了)