10/08/08 12:12:47
・大阪市西区のマンションで幼い姉弟の遺体が見つかった事件で、母親の下村早苗容疑者
(23)=死体遺棄容疑で逮捕=が、子どもを置き去りにしたとされる6月下旬以降、海水浴に
行ったり、酒を飲んで踊る「クラブ」で遊んだりしていたことが、知人らへの取材でわかった。
会員制サイトに遊ぶ様子の写真を100枚以上掲載していた。
知人によると、下村容疑者はSNSに会員登録し、複数のページに日記や写真を投稿。
書き込みは6月以降に頻繁になっていた。
下村容疑者は府警の調べに「6月下旬、部屋のドアを粘着テープで固定し、2児を閉じこめた
まま家を出た」と供述している。ほぼ同時期の6月29日夜~30日未明、サッカーW杯
日本代表のユニホームを着てパラグアイ戦をテレビ放映する店を訪れた様子や、
南アフリカ大会で話題になったブブゼラを持つ姿などの写真約20枚も投稿していた。
「夏は遊ぶぞ」「ジェット(スキー)いこね」。7月19日の日記には神戸の須磨海岸を訪れた
ことを「今年初海なう~」と報告し、友人たちとはしゃぐ姿を掲載していた。
大阪・ミナミのクラブで友人らと酒を飲む写真も多く、7月24日、「ノリで」訪れたという未明の
大阪城公園での写真も掲載されていた。最後の写真は逮捕2日前の7月28日。夜明けの
空の写真とともに、一言「元気ですか」とつづっていた。
大阪・ミナミのクラブの関係者によると、同容疑者は店で知り合った友人らに「さなちゃん」と
呼ばれ、初対面の男性らとも朝方まで一緒に飲むことが多かった。関係者は「一度『誰かに
優しくされたいんです』と話していたのが印象的だった。何かを忘れるためにはしゃいで
いたようにも思える」と話した。
下村容疑者の中学時代からの友人女性(22)によると、6月下旬、それまであまり電話して
こなかった下村容疑者から「何してるん」と連絡があり、男性関係などの相談を受けた。
下村容疑者は、故郷の三重県四日市市に住んでいたころの子育て仲間の5、6人にも
頻繁に連絡を取っていた。友人女性は「何十回の電話、何十通のメールが来た子もいる。
今思えば、焦っていたのかもしれない」と話した。(抜粋)
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