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控訴断念、来週に正式表明へ…村木元局長無罪
郵便不正に絡む偽の障害者団体証明書発行事件で、虚偽有印公文書作成・同行使罪に問われた厚生労働省の村木厚子・元局長（５４）（起訴休職中）に対し大阪地裁が言い渡した無罪判決について、
大阪地検は大阪高検と協議の上で、控訴断念の方針を決めた。
週明けに最高検の了承を得て、控訴期限（２４日）までに正式表明する見通しだ。
当初、大阪地検は、捜査段階で元局長から証明書作成を指示されたと供述した当時の部下の調書などを証拠採用しなかったことが不当などとして、控訴すべきだとの意見をまとめた。
しかし、控訴審を担当する大阪高検では「新たな証拠はなく、無罪を覆すのは難しい」との見方が支配的で、最終的に控訴見送りの結論となった。
（2010年9月18日03時03分 読売新聞）
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