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フランス王の臣下であるノルマンディー公(ヴァイキングの末裔)の庶子ギヨームが
対岸のイングランドの内乱に介入して征服してしまった(1066年)
これが征服王ウィリアム1世。
1087年その3男ウィリアム2世は長男ロバートを差し置いて、カンタベリー大司教を
後ろ盾にして戴冠即位。ロバートとウィリアム2世は王位を巡って争うが、
生き残った方が互いの領地を継承することで和解。
1100年ウィリアム2世が狩猟中に流れ矢に当たって急死。
タイミング良く(王位継承を約束されていた)長男ロバートが第1回十字軍に参加して
不在中であったので、4男がヘンリー1世として即位。
抗争後、長兄ロバートを目玉を刳り貫いて幽閉。
ヘンリー1世は、アルフレッド大王の血を引くマティルダ(ノルマン征服以前の最後の王の姪、
スコットランド王の娘)を王妃とし、征服者ノルマンとアングロサクソンの宥和をはかる。
有能な治世にもよってイングランドと王権は磐石になったが、1120年、嫡子ウィリアムを
船の遭難事故(ホワイトシップの遭難)で失い後継者問題が発生したところでドラマが始まる。