配給・試運転・回送ダイヤ part91at TRAIN配給・試運転・回送ダイヤ part91 - 暇つぶし2ch■コピペモード□スレを通常表示□オプションモード□このスレッドのURL■項目テキスト50:でってぃう太田◇TAKAYUKI 11/06/17 14:59:31.54 ZZtL7unV0 父親とママが知り合ったのは同市内にあるテレフォン倶楽部だった。国鉄職員だった父は社の同期会で酔ったついでにテレフォン倶楽部へ立ち寄り、偶然にもここで今のママと知り合ったとよく口にしていた。 その頃から私は、幼稚園に通いだし、それと同時に無性に怖くなったものが2つあった。その1つは誰もが思うであろうお化けである。物心が付いた頃から既にお化けという存在に恐怖心を覚えていた。 この頃のお化けのイメージというと藤子・F・不二夫著作の「オバQ」のようなイメージを描いていたと思うのだが、夜になるとどうも怖くて仕方が無かった。お化けはもとより面識の無い他人が怖いという所がこれ共通していたかもしれない。 幼稚園にママが迎えに来るのはいつも夜だった。ママはキャバレーでパート従業員として家計を支えていた。昼間は活気に賑わっていた商店街も夜になると一様に店じまいし、赤提灯の下がる飲み屋街と変化していった。 夕方までの商店街とは打って変わり、黒服を着たサラリーマン達が4,5人肩を並べて軒先から出てきた。そして、更に2つあるうち、もう1つの怖いものが家へ帰る際に通らなければならない山道のトンネルだった。 次ページ最新レス表示レスジャンプ類似スレ一覧スレッドの検索話題のニュースおまかせリストオプションしおりを挟むスレッドに書込スレッドの一覧暇つぶし2ch