11/03/10 21:34:46.10 VHDHs6bA0
無知はお前。
協議会や加盟各社のPiTaPaに対するスタンスは常に変わり続けていて、
導入目的は一概にどうこう言えたもんじゃないんだよ。
例えばSuicaがサービスインしたころ、つまり交通系ICの黎明期。この頃PiTaPaの構想もスタートしている。
この当初は「みんなが他の公共料金みたいにその都度気にしないで使えるようにポストペイ!」と言っていた。
回数券や定期券、SFカードすべての代替としてあまねくすべての客に持ってもらうという構想であった。
この頃はJCB+日立と組んで開発が進められていた。
ところがその後JCBと別れ、SMCと組んでから「とりあえず初期コストのかからないポストペイ!」とか言いはじめた。
最初の重要な方針転換があったのはこの時だろう。それまではみんなに持ってもらうつもりだったようだ。
位置づけも「従来の券に取って代わるものではない新しいサービス」になった。
ともかく、この方針転換でPiTaPaは一部の客だけが持てばいいやなものに変わった。
もっともこの頃は「全社局プリペイドカード対応は必須になってます!」とも言っていて、
いずれはICOCAじゃないプリペイドICを導入し、PiTaPaは単なる先行投資の位置づけになり、
ICカードとしては普及率の向上も目指すつもりでいたことがうかがえる。