10/12/08 10:11:32 50R8JZ5U0
永尾が大好きなwikの、例えば名古屋鉄道名古屋本線見てみ?
列車種別や停車駅や「並列全界磁ノッチ(VVVF車は5ノッチある内の3 - 4ノッチ)に入れ直して最高速度を維持する」とか
車両や運転に関することはうんざりするほど書いているけど、何処が最急勾配なの?鉄橋の数はいくつ?無人駅は?(個々の駅の項目を開かなければ判らない)
「それぞれに特化した奴が伸ばしていけば良いと思うんだがなぁ」と永尾が言っているが、
何の制約もなく誰でも書き込めるwikが車両に関連する事柄に偏重していることを端的に示している。これが自然に任せる共同作業の現状なんだよ。
つまり特定の分野に微に入り細に穿つことに熱心になりすぎて、肝心の全般を一瞥かつ俯瞰できる良書を作るというのが忘れ去られているんだよ。
例えば客車史を俯瞰できる「日本の客車」が近年復刻されただろ?あれは国鉄開業90年記念出版だぜ?
それから50年経っているのに復刻と付録の補遺でお茶を濁し、その間の空白を埋め、研究の進歩を反映した新刊が出てないということが鉄道出版界の問題だと言っているんだ。
別に車両の歴史だけにこだわるのは個人の問題だから構わないが、ヲタ人口が多い車両ですらこの体たらくなんだよw