11/02/23 15:56:58.44 Ff3fZ4Ng0
松本電鉄とバス2社合併
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
グループ事業再編、社名「アルピコ交通」に
アルピコグループの持ち株会社「アルピコホールディングス(HD)」(松本市)は21日、グループ子会社の松本電鉄(松本市)が川中島バス(長野市)と諏訪バス(茅野市)を吸収合併し、社名を「アルピコ交通」とする交通事業の再編を発表した。
同じ子会社のアルピコタクシー中央(松本市)は長野などのタクシー4社を吸収合併する。合併はいずれも4月1日。
経営再建を進める上での事業運営の効率化と経営基盤の強化が狙い。堀籠義雄社長は「グループの基幹事業としての位置づけは変わらない。公共交通を担う立場として一層、経営改善の努力をする」と説明した。
バス事業では、存続会社の松本電鉄の社名が「アルピコ交通」に変わるが、現在の3社のバスのデザインは変えず、旧社名も通称名として残すことを検討する。本社は松本市で、長野、諏訪の両地区に支社を置く。
会社を一元化することで、貸し切りバス事業など、今後、より成長が見込める分野に人員と車両を重点的に配置できるという。
タクシー事業では、アルピコタクシー中央が長野、岡谷、諏訪、茅野の4社を吸収合併し、事務手続きの省力化を図る。存続会社の社名は「アルピコタクシー」とし、本社は松本市。
合併後、アルピコ交通のバスは計533台となり、県内最多。アルピコタクシー所有のタクシーは計318台。
アルピコHDは2008年の事業再編で、川中島バスと諏訪バスを松本電鉄の子会社としていた。今回の再編後、アルピコグループは17社から11社となる。
再編に伴う人員削減について、堀籠社長は「管理部門の合理化は今後考えるが、人員の削減は考えていない」と話した。
(2011年2月22日 読売新聞)