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さようなら、青春18きっぷ -28年の歴史に幕-
国鉄末期の1982年に「青春18のびのびきっぷ」の名称で発売され、のちに「青春18きっぷ」と改名され
て売られ続けていた切符が、発売終了となった。普通列車や快速列車のみという制限はあるものの、安さと
手軽さから、学生はもとより一般層まで広く利用されてきた。
しかし、旅行形態の変化や格安の夜行高速バスの登場、また、使用条件の変更や値上げで切符そのものが
使いにくくなったことから客離れが進み、今回廃止されることとなった。
JR東京駅の「みどりの窓口」には、最終発券の様子を一目見ようとファンが押し寄せ、JR東日本は社員な
ど50名体勢で対応にあたった。取り扱い終了直前の22時59分に、最後の切符が発券されると、まわりから、
「ありがとう18きっぷ」「おつかれさま」の声が飛び、フラッシュが焚かれた。
最後の切符を手にした、作家の種町直樹さん
「この切符でヤングと共に日本中を旅行したことが懐かしい。最近、特にJR東日本はこうした切符の廃止を
進めているのはいかがなものか。もっと利用者の立場に立った商品開発をするよう、苦言を呈しておく」