10/03/21 12:58:33 UQAu3eWO0
昨日の日経のコラム。アキバ系の話だが、鉄ヲタにも通じるものがある。
URLリンク(bizplus.nikkei.co.jp)
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2000年代のアキバビジネスは、私は「2次元を3次元化する」ことのビジネスだったのだと思う。
キャラクターに恋をしたいのだが、コミックスやアニメを見るだけでは、2次元の範囲を出ないので、満足ができない。
そこで、それを何とか3次元にしたいというオタクたちの望みをかなえる手段が、コスプレであり、フィギュアであり、恋愛ゲームであり、メイドカフェだったのだ。
それらの技術進歩は著しく、国内ばかりか、世界に大きな市場を築いた。それは素晴らしい成果だったと思うのだが、
あまりに進化しすぎたため、私はオタクたちのための完全すぎる楽園を作ってしまったのではないかと考えている。
人間の女性は本当に面倒くさい。すぐに泣くし、ウソをつくし、裏切るし、気まぐれだ。
それと比べると、2次元の女性は、優しくて、愛らしくて、決して裏切らない。
それが3次元化してくれるのなら、もう人間の女性はいらなくなってしまう。
3次元化の技術進歩が、いま30歳台前半男性の半数が非婚になってしまったことの1つの大きな原因になったのだと私は考えている。
本人が幸せなのだから、それでいいじゃないかという考え方はもちろんある。
しかし、オタクが結婚せず、極端な少子化が進めば、介護や年金制度がもたなくなってしまう。今後、オタクは結婚するようになるのだろうか。