10/12/09 17:19:16 C3Q+6kgI0
>>664
質問対称はD51等のワルシャート式と思われます。
蒸気機関車メカニズム図鑑、正確に説明してるが、内容が煩瑣な感じがす。
"蒸気機関車の作り方"誠文堂復刻版(田口武二郎)、上より簡潔で解りやすいが文体が古い。
弁には、給気と排気があるが、普通の蒸気エンジンは、自動車エンジンと違って
製造を簡便にする目的で給気弁と排気弁を共用してるため理解は返って自動車よりむずかしい。
1)給気弁のみ開、2)排気弁のみ開、3)給気排気とも両閉の3種類の様態の実現がたった1つの弁体の動きで満たす事が必要です。
3)が必要なわけは、蒸気の経済的使用の為で必須です(いわゆる蒸気の密閉室内膨張行程)。
そして3)を実現するために穴(ポート)寸法は、弁体寸法より小さく取ってあります(いわゆる弁の「Lap, ラップ、重なり」)。
このラップを説明してない弁運動の説明書は、読んでも無駄です。この先から、やっとワルシャート話となる。
ワルシャートの場合、
1、クロスヘッドと90度ずれた動き(返りクランク→ラジアスロッド)
2、クロスヘッドと0度(or180度)ずれた動き(ラップ&リードレバーorボトムリンク)
の2種の動きを合併テコの適当な比率で合成して弁を動かしてます。
(従って弁の動きは90度と0度の2つのサイン曲線の和になり、故にその和は正しいサイン曲線ではない)
1、だけ(正しいサイン曲線)では最大弁開きが、ピストンが中央まで来た時となり、給気が遅すぎます。そこで
2、を使って弁が死点にある時だけ、押して広げるのです。(続く)