10/02/09 17:01:33 dUC2xDys0
>>267
架線の動きを分布定数として解析し、波動伝播速度の関係する問題と解明して設計に取り入れたのは、
東海道新幹線の若返り工事としてAT饋電化と上下線同相饋電改造をして、その時架線張力を大きくしたことで実現したはず。
その応用系として開発されたのが整備新幹線の高張力カテナリー。
解析式自体は教養課程の物理(力学)で微分方程式の解法例として「線条を伝播する波動」として掲載されており、
また伝送線の波動伝導を論じる電気通信工学では古くから使われた解析技術であっても
鉄道の架線にこの分布定数型解析は長らく取り入れられず、均等接触圧の網目式とか
振動吸収合成ダンパとかの集中定数的対応が続けられたが、
伝播速度が足りず=架線張力が足りず高速走行には適応できなかった。
振動解析屋や電気通信系もかじったのが電力系の高速架線開発を担当していたらもう少し早く正解を出せたかも。
電力屋は長距離送電網も集中のコンデンサーとして捉えるのが定番だから、なかなか厳しい(w