10/09/18 20:39:51 rCIGjS6X0
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お前らはマルボロマンを知っているか?
「マルボロマン」として長年マールボロの売上増に貢献した広告塔、ウェイン・マクラレン。
フィリップ・モリス社によるイメージ戦略に登場するワイルドなハンサム・ガイ。タバコを唇に挟んでポーズを決める大人の男。
マルボロが大いに売れたのも、ウェイン・マクラレンがカウボーイに扮し、タバコ=男らしさ・ワイルドさを象徴する、というイメージがあったからであるといっても過言ではない。
そんな彼自身も1日30本の喫煙者だったが、51歳の若さで肺ガンにより死亡。
ガンに冒され、ベッドの上でチューブだらけの姿で、やせ細り、呼吸ですら激痛が走り吐血する姿には、かつての精悍さは無かった。
タバコ業界の隠語でタバコは「カウボーイ殺し」と呼ばれる事となった。
生前、ウェイン・マクラレンは自身が広告塔になった事を悔やみ、フィリップモリスの株主総会で多くの未成年を喫煙に引きずり込むタバコ広告を控えるよう主張した。
また、自分が広告塔になることによって多くの人を死に追いやったことを後悔している事を語った。
彼はテレビなどで「私はタバコの虜になってしまい、大幅に生命を縮めることになってしまった。私は、自分がタバコの広告に出たことを申し訳ないと感じている。
最初私はタバコを吸えばどうなるか知らなかった。今は知っているが、遅すぎた。私が宣伝した製品がどれだけ沢山の人を殺したかと思うと耐えられない気持ちだ」
などの、後悔と啓蒙の言葉を語った。