11/10/24 00:21:23.02 DXXzS2aG
高校後半の部
全部ではないですがいくつか感想を。
01 大宮
課題曲はあまりダイナミクスが足りず物足りない感じでした。声部の整理はよくできてたんだけど。
自由曲では進むにつれてどんどん気合いが入っていった感じです。木管に音色の艶が欠けていたか。
にしても、多分編曲の妙だと思うけど折に触れてオケの響きがしていて驚いた。齋藤節健在というところ。
05 幕張総合
ダブルリードが異常に上手い。後半の部のベスト奏者かもしれません。
富山商業から長生作品(とにかく音符が多い)が続いていたせいもあるでしょうが、
声部の聴こえやすいスッキリした演奏をしていて印象がすごくよかったです。
06 精華女子
課題曲は安定して進んでいました。とはいえそれ以上特筆する事がない。合格点という印象。
自由曲は会場が沸くほどではなかったように思います。
技巧は"すごいな"と思わされる所があったかもしれませんが、しかしクライマックスでは常に雑然としていました。
07 愛工大明電
個人的に今大会の審査傾向のキーポイントだと思っているのですが、
課題曲自由曲ともに指揮者に引きずられるのではなく奏者自身に主体性と推進力があったので、
音楽的な流れが非常にスムーズでした。曲自体は余り良い曲ではないと思いますが・・・。
その他技術的に特にひどい所も挙げられないので、そうするとこういう結果になるかなと。