吹奏楽におけるファゴットat SUISOU
吹奏楽におけるファゴット - 暇つぶし2ch434:名無し行進曲
09/08/26 10:53:39 e8S/aLBo
聞こえない=価値がない、とするのも短絡的かと。
Fgが上手だと、周りのSAXはユニゾンで無神経な吹き方をしなくなる。
Fgの伴奏が音楽的だと、クラリネットやフルートが本気で歌い出す。
Fgに存在感があると、チューバの発音の仕方が(音量じゃなく)変化し出す。
客席に直接聞こえなくても、舞台上では周りに影響を及ぼしている。
結果、バンド全体のレベルが上がるなら、名手が吹奏楽で演奏する価値はあります。
単独で聞こえないなら意味がない、とするならFgなんか最初からやらなきゃいいんです。

オケの方がFgは美味しい、などというのは、作曲家がそういう扱いで
曲を書いてくれてきたから、に他なりません。
吹奏楽でも、Fg三本でのパートソロとか、ObとFgの単独での長い絡みとか
これからは生まれてくるでしょう。
クラリネットを伴奏に従えて、というダブルリードアンサンブルの部分が
吹奏楽に出てきても、音楽的にも音響的にもおかしくありません。
既存では無いから、というのを「常識」にせず、新しい形をこれから生まれさせたらいいんですよ。

スクールでもFgを導入できるように
・廉価で、そこそこのクオリティの楽器が開発されてきたこと(タケダなど)
・通販のリードが日本中で入手できるように、各店で販路が拡大されてきたこと
・吹連既定で高校の55人編成が実現したこと
(ダブルリード二本ずつ&ハープ、またはピアノの人数分の増員が5人増員の根拠らしい)
・課題曲でオプション楽器設定の無い5が高校生にも開放されたこと
・最近のオリジナル曲に、Fgの存在感を示すパッセージの入った曲が少なくないこと

全部、Fg界の先人が吹奏楽の世界にも長年働きかけて来たことの結実だと思います。
子供達の多くが最初に楽器に触れる場所だからこそ、Fgが当たり前に有って
Fgの音色が活かされる吹奏楽、それの実現は関わる人全ての意識次第ではないでしょうか。
私は、それが実現する時代は来る、と思って吹奏楽界を眺めていますよ。


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