10/11/16 23:40:39 YPHmVi2l
スーパーウィンズ岩見沢のほう聴いた
サウンド、選曲、演奏とも、一昨年・昨年に比してちょっとずつ劣化。
全然ダメってわけじゃもちろん無いので来年の巻き返しに期待。いくつか書くと
・岩見沢のホールは大きめの吹奏楽聴くのには良いホールじゃない(響きすぎで細部聞こえん)
・ネリベルの解釈にはほとんど共感できなかった(祈り、嘆き、交唱のダイナミズムが無かった)
・『ロシアンクリスマス』は大変良かった。しかし、主催者的にはそれでいいのか?
・トランペット高校生の音みたいだった(アタックも音質も音の伸びも)。奮起して!
・C.ウィリアムスのクライマックスの構築はすごかった。でもPercはいたるところで叩きすぎ
・『三文音楽』は、編曲者は原曲のドライな(辛い)感じとは別の魅力を出したかったのかもしれない。
でもそれを聴衆に提出するには至っていないと感じた。曲のつながりという点でも、
上っ面撫でただけで次の場面に行っちまうから消化不良。編曲した意義がよく分からず、不満。
正直原編成で聴きたかったが、授業の延長としてのコンサートだそうなので、大編成曲に偏るのは仕方ないか
・バッハの真面目なほうの編曲は、演奏が元気すぎる。もっと地味に丁寧にやったほうがいいと思った
今風の方の曲は、ありがちな今風。ホールのせいで木管の細部がよく聞こえず
良い悪いの評価はできないな、と思った。
・南蛮回路、相変わらずあの終わり方が良く分からん。まあそれはいいとして、
俺は以前どこかでこの曲を聴いたのだが、そのときのほうが良かったなあ。
・「アメリカ吹奏楽の黄金期」ってのを意識したんなら、C.ウィリアムスだけじゃなく、
パーシケッティとかM.グールドとかもっとやれば良かったんじゃないかな(去年のW.シューマン結構よかったよ)
来年は札幌(教育文化)で聴くようにしよう。期待&楽しみにしてるから頑張ってくれ!