11/10/14 17:06:55.93 fqFHNRgx
>>391
>>●最初1つエントリーする→上がる→さらに1つ買う→下がる→2つまとめて損切り→手仕舞い
>この「2つまとめて損切り」ってのは最初のエントリーの買値よりも下がってから、ということですか?
>それとも さらに1つ買った 買値よりも下がってからということですかね。
>後者だと利益が出る場合もありますね。
結論を言うと、後者(=さらに1つ買った 2つめの買値よりも下がってから)です。
さらに言うならば、上げ止まりのあと、株価が停滞している場合、2つ目を買ったところよりも上昇してても
私の場合、たいていそこで手仕舞いしてしまいます。程度にもよりますが、保ちあいも手仕舞いの対象です。
なお、増玉が終わるまでは、利益を出すこと考える必要はありません。
大きな損が出ないようにすることだけを気をつけます。結果として微益でも微損でもこの段階ではおなじことと考えます。
なぜこのやり方がいいのか。
その理由は、トータルとして取引を考えた場合1回目で微益がでており、2回目の買いの手数料と、
ほんの少し下げる分なら、手仕舞っても赤字が出ないということです。
つまり、全体で考えると、負けるときは小さく、勝つときは大きくすることができる。
これがこの手法の肝だと私は考えています。
このやり方のよさは、トータルの期待値で考えてみるとわかります。
パターンは3種類しかないと、最初に申し上げました。
1つ目のやり方は小さいマイナス。この出現確率が5割
2つ目のやり方が損得なし。いわゆるゼロ。このやり方の出現確率が3~4割
3つめの利益伸ばしの期間をある程度取れる出現確率が1~2割
で、損切りは最初のエントリーでは、1円でも下がったら即切りできります。
2つ目の損切りは、値幅などを勘案して、少しバッファーを持つことが可能です。
3つめは売りサインが出るまで、あるいは売りのめどを立てていたところまで利益裡伸ばしします。
10回やるとしたら、5回は小さい損、3~4回は引き分けで資本移転なし。1~2回は大きい利益。
この1~2回で産む利益は、5回の損の合計を超えてなお余りある利益になります。
実は、最低購入可能単位の金額の小さい銘柄を扱うということと、この利乗せ分割売買は利益を安定させる両輪です。
玉が小さければ、上がるか下がるかわからない段階では損を小さくとめおくことができる。
これがばくちとの違いです。
30万円の総資産の場合、資金のリスク管理上、買えるのは15万円までですが、そこで15万円の株を1つ買うのも、
3万円の株を5つ買うのも資金量総額としてはいっしょです。しかし、
ためし買いができない前者の場合は、曲がると大きい損失になります。
ためし買いができる後者の場合は、最初の損は小さく抑えることができますから、曲がっても前者ほど痛みはありません。
ただ、前にも書きましたが、損切りだけはきっちりできないと、
要するに潔く自分を断じることのできる人じゃないと、この方法は危険です。
あなたは大丈夫だと思ったんで、お話ししています。
とりあえず当分は、分割売買の練習になるでしょう。これは技術や技法というよりは、技能です。訓練が必要なんです。
最初はぎこちないでしょうが、そのうち慣れてきます。