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上場のため粉飾 監視委が調査
URLリンク(www3.nhk.or.jp)
7月8日 18時15分
東証マザーズに上場していた半導体製造装置メーカー「エフオーアイ」が巨額の粉飾決算をしていたとし
て上場廃止になったばかりですが、同じ東証マザーズに上場している高齢者向けビジネスのコンサルテ
ィング会社が、やはり上場のために売り上げを22億円水増しする粉飾決算をしていた疑いで証券取引等
監視委員会が調査をしていることがわかりました。
調査を受けているのは、東京・港区の高齢者ビジネス専門のコンサルティング会社「シニアコミュニケーシ
ョン」です。
関係者によりますと、シニアコミュニケーションは、平成17年の12月に東証マザーズに上場しましたが、
財務担当の役員が中心となって架空の売り上げを計上する不正な経理処理を行い、業績をよく見せかけ
ていたということです。不正経理は上場後も続けられ、資金繰りに困ると、財務担当役員や社長が保有し
ている自社株を売却して穴埋めをしていたほか、退職した社員の名義を使って給与を支払っているように
見せかけたり、業務用のソフトウェアを購入したかのように見せかけたりして資金をねん出していたという
ことです。
ことし3月期までの6年間にあわせて22億円余りの売り上げを水増していた疑いがあるとして、証券取引
等監視委員会が不正経理の責任を取って辞任した社長らから事情を聴くなど、調査を進めているというこ
とです。
東証マザーズに上場した新興企業をめぐっては、半導体製造装置メーカーの「エフオーアイ」が100億
円に上る巨額の粉飾決算をしていた疑いで証券取引等監視委員会の強制調査を受け、先月、上場廃止
となったばかりです。