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戦後教育の早急な改革を 2006.11.05
埼玉県県会議員 鈴木正人 氏
URLリンク(www.japancm.com)
私は、昨年夏の補欠選挙によって埼玉県議会議員に初当選させていただきましたが、
その前の9年間は地元志木市で市議会議員を務め、
主に教育問題に非常に関心を持ち、力を入れて活動させていただいております。
多くの方がマスコミの報道などでご存知の通り、私の住んでいる志木市では
地方自治体の中では教育の先進都市と呼ばれ、前市長の時代に25人程度学級という
少人数学級を全国で初めて取り入れ、不登校児に自宅でも授業を受けられるように教師を派遣し、
面倒を見るホームスタディ制度を設けるなど、様々な改革を進めております。
ひとつひとつの施策は、現在教育の現場で起っている様々な問題を解決していくために、
対応策として大変評価出来る内容ものであるとは思いますが、全国レベルで起こっている
教育問題の抜本的な解決策になるのかと考えると、こういった対処療法だけでは
到底解決しきれない状況にあるのではないかと考えております。
もちろんすべての人がそうだとは言いませんが、現在のような戦後教育を受けた結果、
親が子どもを殺し、子が親を殺すなど全く理解に苦しむ凶悪な事件が多発し、
学力や体力も年を追うごとに年々低下しております。
行政や教育委員会などは、さまざまな対応策を考え実施しておりますが、
そういった傾向がなかなか改善されずに頭を悩ませております。
何をどう間違ってしまったのか。
まず第一に、戦後は自主性や個人の尊重を金科玉条とした結果、
自分の欲望さえ満たされれば他人がどうなろうがそれでいいというわがままを認めてしまった事や、
可愛さ故に子供をペットのように扱って、親が甘やかし続け、
基本的な躾がなおざりにされてしまった事に主な原因があると私は考えております。