11/11/23 13:14:44.42 Fo3P2OpQ0
このような退化の潮流に俄然と立ち向かったのが、バンクーバー五輪時のミーシン率いるプルシェンコであり、タラソワ率いる浅田真央ですね。
フィギュアスケートは、芸術かスポーツかなどという不毛な議論に終止符を打つために生まれてきた革命児が浅田真央です。
彼女は、スポーツもどきのフィギュアの歴史に残る選手ではなく、フィギュアの歴史をかえる選手です。
極端な言い方をすれば、フィギュアの常識に従うのではなく、フィギュアの常識を覆す選手であり、
フィギュアスケートの定義そのものを変える選手であるような気がします。
だから究極のフィギュアを真央さんが完成させた時、ISUがそれをどう評価しようがフィギュアの歴史がまた変わるのでしょう。
その意味では、佐藤コーチも本当にたいへんだなぁと思いますよ。常識を超える選手を常識に従わせようとしているのですから。
今回、真央さんは、完成度やフィギュアの他の要素の大切さを学んだはずですが、
最後は自分の信念と自分のDNAに刻印された進化と挑戦という文字に従うことになるでしょう。
さあ、次はフィギュアの母国ロシアでの試合ですね。
カナダの五輪で失われたフィギュアの醍醐味をもう一度ロシアの五輪で復活させるための契機となる試合に男女ともなるでしょう