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「冬のソナタ」などドラマに端を発した韓流ブームが、音楽にも波及。
東京・新大久保の韓流ショップは平日でも老若男女でにぎわっている。
KARAの曲は、オリコンでシングルチャート1位を記録し、
最新DVDもオリコンチャート1位になった。
このような現象は、実は日本だけではない。
韓流は世界各国に拡大しているという。
アジアに詳しいジャーナリスト・豊永貴士氏によると
「韓国は国策として、コンテンツ制作に補助金を出すだけでなく、
官民一体となって世界各国に韓流をセールスしている」。
「例えば、政府関係機関がドラマの版権を買い上げ、西アジアやアフリカ、
中南米に直接売り込んで成功している」という。
政府関係機関が直接コンテンツの販売を行うのは「韓流を他国に浸透させることによって
まずは韓流関連商品の市場を拡大し、次に韓国製品全般の販売増を実現させ、
最後に韓国料理や観光、ショッピングに誘導するのが狙い」(豊永氏)。
かつて、米国ドラマを見て育った日本の若者が、米国の音楽などにのめり込んでいった。
カルチャーからその国に親しみを覚えるというのはいつの時代も変わらないようだ
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