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水の輸入量 過去最高 先月の東京港
東日本大震災と福島第一原発の事故を受けて、四月のミネラルウオーターの輸入量が過去最高を記録した。被災地に
優先的に提供されたことに加え、原発事故で各地の浄水場で放射性物質が検出され買い占めが起きた影響とみられる。
東京税関によると、東京港での四月の水の輸入量は四万七千百七十四キロリットルで、金額は十五億六千二百万円。
輸入量で過去最高だった昨年八月の二倍以上に急増、金額では同じく二〇〇六年八月を三千万円弱上回った。
全国の輸入量でも、数量は過去最高の九万六千百三十二キロリットルを記録。金額では〇七年七月に次いで過去二位だった。
東京港での輸入国別シェアでは、韓国が昨年四月の五位（４％）から二位（２６％）へと躍進。四月に韓国から輸入を始
めたイオン（千葉市）では「各自治体と防災協定を結んでおり、優先的に被災地に提供したため、水の需要が高まった。
調達先を探したところ、韓国は距離が近く、安定的な量を確保できる」と説明している。
URLﾘﾝｸ(www.tokyo-np.co.jp)