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「フィギュアスケートの浅田真央が4月に2年生になってから、
在籍する愛知・中京大中京高に登校したのはまだ7日。昨夏に拠点を
米国に移したため、学校に行けるのはたまの帰国時だけだ。
同校は4年前に同じフィギュアの安藤美姫を迎えたとき、国際レベルで
活躍する選手への対応方針を決めた。出席できない授業は代わりに
リポート提出を課し、帰国時は個別補習もする。─などだ。
それでも『1年目から拠点を海外に移すケースは想定外。安藤さんは
2年生までは普通に登校できていた。リポートや補習意外の方法はないか。
向こうの学校に通ってもらうのはどうか。卒業までを見据え、検討しながら
やっています。』伊神勝彦校長はそう話す。
文部科学省は『高校生は卒業までに74単位以上を履修する』と定めるが、
登校日数の規定はあいまいだ。授業を受けられない生徒の単位の認定は、
とくに私学の場合、各校に委ねられている。
同校の2年A組(通称スポーツクラス)40人のうち特別な卒業対策が
必要な生徒は、今のところ他にいない。『トップになるほど様々な国や
分野の人とつき合う機会も増える。だからこそ彼女には勉強もちゃんと
させたい』(伊神校長)が学校側の思いだ。」
── 2007年7月14日 朝日新聞「スポーツ考」
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