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○ノルウェーテロ:「寛容な社会」憎悪か
「平和の国」ノルウェーを襲った22日の連続テロ事件は、当初はイスラム過激派の犯行を疑う
見方もあった。だが、逮捕されたのは逆に欧州で増加するイスラム系移民に反発する極右思想の
青年だった。事件の動機と背景を探った。
◇容疑者は極右青年
ノルウェーからの報道によると、警察当局に逮捕されたのはアンネシュ・ブレイビク容疑者(32)。
インターネットへの投稿や地元メディアの報道から浮かび上がる人物像は、移民に寛容な北欧型の
「開かれた社会」に反発を増幅させていった姿だ。自らを「愛国主義者」などと評し、その言動には
自己陶酔の世界さえ垣間見える。
「信念ある1人の人間は(自らの)利益しか考えない10万人分もの力に値する」。ブレイビク容疑者が
簡易型ブログ「ツイッター」に18日残した犯行予告とも読めるつぶやきは、19世紀の英国人哲学者
ジョン・スチュワート・ミルの名言をまねたものだった。
地元紙ベルデンスガングが伝えた友人の証言によれば、ブレイビク容疑者は20代後半から極右思想に
染まっていった。政治問題に強い関心を示し、イスラム批判のインターネットサイトに熱心に投稿しては
「現在の政策は社会主義と資本主義の争いではなく、愛国主義と国際主義の戦いだ」などと主張していた。
投稿の一つでは、日本と韓国について「多文化主義を拒否している国」と言及。日本などを反移民、
非多文化社会の模範のようにたたえていた。
(以下略、ソースをご覧下さい)
□ソース:毎日新聞