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【毎日新聞】49歳主婦『やりたくない家事を夫に押しつけて私は幸せ』…1月9日東京版投稿欄より
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男が変われば、女と社会は幸せに
主婦 高橋真貴子 (仙台市青葉区 49歳)
更年期障害を体験して、私は変わった。やりたくないことはやらない主義になった。
朝は早起きしない。夫のための朝ご飯、お昼の弁当は作らない。
ごみ出しをしない、掃除もしない。
必然的に夫が早起きをして朝食を取る。まだ暗いうちにごみ出しもする。
日曜日には掃除機をかける。買い物もする。夕飯も作る。皿洗い、米とぎもする。
時に夫がぶつくさと言い出したら、寝室に逃げる。そしてひどく具合の悪いふりをする。
夫はあきらめて、何も言わず台所を片付ける。
私はと言えば毎日、命の洗濯だ。厳しい環境の中、子供を3人産んだ。
トラブルや試練があっても、それぞれ自分の力で乗り越え、
社会人としてたくましく生きている。
私の仕事はひとまず終わった。あとは夫育て。
自分で家事をやってみて、少しは女の大変さが分かっただろうか。
男の意識が変わって、女に対する思いやり、やさしさがあふれるようになれば、
離婚も減り、世の中が変わる。そう信じる。
何この怠け者自慢