11/09/20 07:21:50.37
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「この不況にもかかわらず、うちの夫ったら毎月の自分の小遣いをもっと値上げしてほしいって言うんですよ」
相談室のソファから今にも起ち上がらんばかりに声をあらげる女性は40歳専業主婦、
小学校5年生と4年生の2人の男の子を育てる母親である。
ちなみに相談者の彼女の夫は年収950万円。1ヶ月の小遣いは4万円だという。
「平均より高い小遣いを与えているのに、夫は不満なんですよ。
小遣いを上げなければ給与口座も自分で管理すると言いはじめています。いい加減にしてほしいわ!」
ヒステリックな妻の口調では、夫の側からも彼女に対して「いい加減にしてほしい」と思っているかもしれない。
彼女は、多くの専業主婦世帯と同じように、夫の給与が振り込まれた銀行口座を妻が管理し、夫に毎月小遣いを渡している。
「私が、あげるわよ、って言っても、夫はありがとうも言わないのよ! 失礼でしょ」
「そうですか、失礼、ですか。ところで彼が働いたことに対して、あなたはありがとうとおっしゃるんでしょうか?」
「男が働いて家族を養うのは当たり前でしょう? どうして私がありがとうなんて言わなきゃいけないんですか!」
彼女が管理している家計費は、家庭を運営するために預かっているものであって、彼女の持ち物ではない。
それを夫に渡すとき、「小遣いをあげる」という表現を使う妻たちは驚くほど多い。正しくは「小遣いを渡す」であると、
今まで女性相談者に何度も伝えてきた。
彼女たちはたちまち不機嫌になり、あなたは働いている女だから、私の夫の味方をするのだと攻撃を受けることもある。
近頃は、男と女の溝だけでなく、働いている者とそうでないものの間にも溝があるようだ。