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「子供いらない」4割 20代は6割に 内閣府調査 12月6日 産経新聞
結婚しても必ずしも子供を持つ必要はないと考える人が42・8%に上ることが、
内閣府がまとめた男女共同参画に関する世論調査で分かった。
2年前の前回調査に比べ6・0ポイント増で、平成4年の調査開始以来最高となった。
少子化の背景に、国民の家庭に対する意識の変化があることを示した結果といえ、
内閣府の担当者は「個人の生き方の多様化が進んでいる」としている。
子供を持つ必要はないとした人は、男性が38・7%、女性が46・4%だった。
年齢別では、20代が63・0%、30代が59・0%と高く、
若い世代ほど子供を持つことにこだわらない傾向が顕著になった。
「夫は外で働き、妻は家庭を守るべきか」との質問に
「反対」と答えたのは、19年の前回調査より3ポイント増の55・1%で過去最多となり、
「賛成」(41・3%)を大きく上回った。