( ^ω^)ブーン系小説シベリア図書館のようです★42at SIBERIA
( ^ω^)ブーン系小説シベリア図書館のようです★42 - 暇つぶし2ch544:あぼーん
あぼーん
あぼーん

545:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/11/25 12:56:57.10 発信元:124.146.174.47
シベリアどーなってんの

546:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/11/25 14:56:13.28 発信元:111.233.206.28
シベリアにも冬が来たということか

547:あぼーん
あぼーん
あぼーん

548:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/11/25 20:44:38.91 発信元:114.185.216.110
ん?

549:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/11/25 21:03:35.70 発信元:1.66.100.101
|ω・`)シベリア不安定ぽいけど

|ω・`)投下

550: ◆TAXI/8MPvs
11/11/25 21:05:25.32 発信元:1.66.100.101

ここは…?

暗い

寒いよ

でも眠いな

どうして こんなに眠たいの…

あれ…

何かちょっと

煙たい…?

……サ…オ…

何よもう…うるさい…

オキャクサン、オキテクダサイ


551: ◆TAXI/8MPvs
11/11/25 21:06:26.60 発信元:1.66.100.101

ζ(-、-*ζ「ん…」

ζ(う、゚*ζ「んん?」

爪'ー`)y‐「やぁお目覚めかい?」

ζ(゚ー゚*ζ「タクシー?え、何で乗ってるの私」

爪'ー`)y‐「そりゃお嬢さんが乗ったからでしょう」

爪'ー`)y‐「いらっしゃいお嬢さん」

ζ(゚ー゚*ζ「すいません降ります」

爪'ー`)y‐「いやいや、外、見てごらん」

ζ(゚ー゚*ζ「……?」

ζ(゚ー゚*ζ「何よこの変な景色…何処よここ?」

爪'ー`)y‐「簡単に言えばあの世とこの世の狭間ですよ」

ζ(゚д゚;ζ「………」

爪'ー`)y‐「思い当たるふし、あるでしょう?」

ζ(゚ー゚;ζ「……まぁ…無くはないわ」

552:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/11/25 21:07:38.22 発信元:111.233.206.28
ふむ、時間通りの仕事だ

553: ◆TAXI/8MPvs
11/11/25 21:10:36.98 発信元:1.66.100.101

爪'ー`)y‐「では改めて」

爪'ー`)y‐「ようこそ我が『コ人タクシー』へ」

爪'ー`)y‐コ人タクシーのようですζ(゚ー゚*ζ



※このネタは創作板のネタ捨て場からのリサイクル品となります

※過度の期待はご遠慮ください

※用法、用量をよく守り爪'ー`)y‐をご利用ください




554:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/11/25 21:12:39.45 発信元:126.188.216.189
VIPおちてね?しえん

555:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/11/25 21:14:02.23 発信元:111.217.193.206
支援よー

556: ◆TAXI/8MPvs
11/11/25 21:15:07.96 発信元:1.66.100.101

ζ(゚ー゚*ζ「コ人タクシー…ね…」

爪'ー`)y‐「まあタクシーですから行くも戻るも貴方次第ですよ」

爪'ー`)y‐「ただし、条件というか…縛りが御座います」

ζ(゚ー゚*ζ「縛りって?」

爪'ー`)y‐「順を追って説明をしましょうか」

爪'ー`)y‐「まず目的地の一つは地獄裁判所」

ζ(゚ー゚*ζ「地獄裁判所って…閻魔さまみたいのがいるの?」

爪'ー`)y‐「あまり驚かれないようで…」

ζ(゚ー゚*ζ「順応の速さだけが取り柄よ」

爪'ー`)y‐「左様で」

爪'ー`)y‐「話を戻しますが、そんな大層な奴じゃありませんよ…まぁニュアンスはそんなんでいいかな。」


557:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/11/25 21:17:05.10 発信元:124.146.175.231
期待

558:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/11/25 21:18:15.47 発信元:111.233.206.28
しえん

559:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/11/25 21:18:20.54 発信元:221.30.151.167
サルが無いので思い切りやっちゃって

560: ◆TAXI/8MPvs
11/11/25 21:19:05.24 発信元:1.66.100.101

爪'ー`)y‐「二つ目は現世」

ζ(゚ー゚*ζ「え、戻れるの!?」

爪'ー`)y‐「まず私のタクシーの乗車条件の理由の一つとして【運命】から外れた人間が適用されます」

ζ(゚ー゚*ζ「例えば?」

爪'ー`)y‐「まぁ大体は不慮の事故ですかね、後はまぁ殺害されかけた方とか…」

爪'ー`)y‐「つまり【予定外の死】を迎え、こちら側へ来てしまった人間をどちらかに送り届けるのが私の仕事です」

爪'ー`)y‐「この世界からの帰還を望むならば、魂という個を現世へ送り届ける『個』人タクシー、故人を望むならばあちら側へ送り届ける『故』人タクシーにもなりえる訳です」

ζ(゚ー゚*ζ「へぇ…もし地獄裁判所へ行ってしまったらどうなるの?」

爪'ー`)y‐「名の通り裁かれます、しかし判決を聞いてからでも戻れなくはないようですよ?予定外の死ですから…過去に地獄裁判所から何人か戻っていらっしゃった方もおられましたから」

ζ(゚ー゚*ζ「ふうん…じゃ地獄裁判所までひとっ走り」

爪;'ー`)y‐「何とも潔い決断ですね…もうちょっとこう…」



561:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/11/25 21:19:14.66 発信元:111.217.193.206
週刊ストーリーランド思い出す出だしだぬ

562:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/11/25 21:20:12.99 発信元:111.233.206.28
wktkwktk

563: ◆TAXI/8MPvs
11/11/25 21:21:07.65 発信元:1.66.100.101
ζ(゚ー゚*ζ「考えても無駄無駄!サクッと行ってちょうだい。面白そうだから裁判を聞いてから決めるわ」

爪'ー`)y‐「了解致しました、地獄裁判所までですね。約15分程で着きますので…」

ζ(゚ー゚*ζ「はーい」

爪'ー`)y‐「あぁそうそう、お代なんですけどね」

ζ(゚ー゚*ζ「お金なんてないよ?」

爪'ー`)y‐「いえ、貴方の思い出話で結構ですよ、それが何よりのお代です」

ζ(゚ー゚*ζ「ふうん…何もないんだけどなぁ…思い出らしい思い出…うぅん…」

爪;'ー`)y‐「ほら、何かこう…甘酸っぱい思い出とかないんですか?後はほら、将来の夢とか…」

ζ(゚ー゚*ζ「夢?夢…将来に向けての貯蓄とか?」

爪'ー`)y‐(うわあ)

ζ(゚ー゚*ζ「私の親ね、放任主義なんだー。昔から毎月決まった生活費が振り込まれてくるのよ。それじゃ微妙に足りないからバイトしてるの、んなもんであまり家族の思い出ってのもないし…」


564: ◆TAXI/8MPvs
11/11/25 21:22:08.31 発信元:1.66.100.101

爪'ー`)y‐「親御さんは?何をしていらっしゃるので?」

ζ(゚ー゚*ζ「考古学研究者よ。だから各国廻っててあんまり帰ってこないのよ、何かあれば昔馴染みの家にお世話になってるわ」

ζ(゚ー゚*ζ「それも最近では減ったけどね…」

爪'ー`)y‐「ご近所付き合いは大事ですよ?」

ζ(゚ー゚*ζ「何かね、別の学校に行ってからよそよそしくなっちゃってさ」

爪'ー`)y‐「ほうほう…何かきっかけでもあれば…という訳ですな?」

ζ(゚ー゚*ζ「んー、アイツめんどいやつになっちゃったからパス」

爪'ー`)y‐(うわぁ…)

ζ(゚ー゚*ζ「二言目には女の仕事はどうだ、韓国はどうだ…そんなん話したい奴だけで話せっての!」

爪'ー`)y‐「それはそれは、何といいますか…」



565:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/11/25 21:23:33.53 発信元:111.217.193.206
支援

566:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/11/25 21:23:50.96 発信元:221.30.151.167
comeon

567:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/11/25 21:23:57.22 発信元:124.146.175.197
支援

568:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/11/25 21:24:03.72 発信元:111.233.206.28
ふむ

569:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/11/25 21:25:35.56 発信元:126.188.216.189
ほう

570:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/11/25 21:27:57.53 発信元:111.233.206.28
うむ

571:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/11/26 01:19:10.98 発信元:114.185.216.110
お?

572:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/11/26 01:20:23.17 発信元:111.217.193.206
戻ったかな?

573:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/11/26 01:51:11.69 発信元:111.233.206.28
だいぶ空いてしまったのう

574:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/11/26 01:53:33.15 発信元:219.127.209.82
ふざけとるのー

575:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/11/26 02:16:02.98 発信元:202.229.177.8
戦記ものをやろうと思っているのだが、ブーン系で完結した戦記ものはある?
この際戦争シーンがあるだけでもいいんだけど。

576:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/11/26 02:49:22.30 発信元:202.229.178.3
完結してるのだと
運命喧嘩やデレ奴隷とかだろうか

577:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/11/26 10:01:42.98 発信元:126.185.108.58
Toki鯖相変わらずの不安定っぷり
機能投下してた人かわいそうに

578: ◆TAXI/8MPvs
11/11/26 10:10:29.54 発信元:1.66.100.101

ζ(゚ー゚*ζ「まぁそんなんだからね、何か思いでらしい思い出ってないんだ…」

爪'ー`)y‐「ふむ…それではここにいらっしゃった経緯は…?」

ζ(゚ー゚*ζ「あたしね、轢かれちゃったのよ」

爪'ー`)y‐「ということはどなたかをお助けになられましたね?」

ζ(゚ー゚*ζ「よくわかったわね…あぁそっか、じゃなきゃ『予定外』にはならないわけね」

爪'ー`)y‐「そういうことです」

爪'ー`)y‐「いやいや、貴女は性根は優しいのですね」

ζ(゚д゚*ζ「ちょっと、それどういうことよ」

爪'ー`)y‐「さてね、さぁそろそろ着きますよ」

ζ(゚ー゚*ζ「ちょっ…」

579: ◆TAXI/8MPvs
11/11/26 10:17:26.43 発信元:111.233.170.86
         (ゝ__________ノ)
         ε(@ )3))__))__))__))__))__))__))__))
         /A ヘ∧ ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘへ
        :く`77/''λ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘへ
       く777/⌒λヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘへ
      :ぐ777/⌒゙λヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ( ´_ゝ`)_ヘ_ヘ_ヘへ''
     /`777/⌒`λヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘへ:;
  ;(乂_/`777,,γ⌒ヽ∧゙_ヘ_ヘヘ(´<_` )_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ/乂_ノ)
  乂んんんんん乂(0)んゝ,ゝ,ゝ,ゝ,ゝ,ゝ,ゝ,ゝ,ゝ,ゝ,ゝ,ゝ,ゝ,ゝ,ゝ_(,,ノ
    ロ/ ロ/ ロ/ ロ/─|"|""|-ヾロ-ヾロ-ヾロ-ヾロ-ヾロ-ヾロ-ヾロ'''
    |"||r──|. |  | ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄|| ̄|  | :
    |. || r─┐ |. |  |    ||「「「「「「|「「「「「「||  |  | .
    |. || |「「「「「| |. |  |    ||「「「「「「|「「「「「「||  |  | : ;
    |. || |l_l_l_l_l_| |. |  |    ||「「「「「「|「「「「「「||  |  | .
  C=============○===Ω ||「「「「「「|「「「「「「||  |Ω==○ :
  |}|::::|. ||,,____|}{|  | | i| || ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄||  || i||::::|}{| : : : :
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  . | | 二二二二二二|. |  |二二|      ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| .
:爻rw从wfwvrw从jwwiiwjWvwjw爻wv,,,,,, ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|wkWwj,,wj
""Www爻wj""w"~"~~`"w~~""ww"f"~W"""~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~`"
ζ(゚ー゚*ζ「想像してたのよりちっちゃっ、そして趣味悪っ!!」

爪'ー`)y‐「否定はしません」

第一話『ζ(゚ー゚*ζ地獄裁判所に討ち入り』 続く

580:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/11/26 10:18:25.65 発信元:221.30.151.167
乙!続き楽しみにしとる

581:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/11/26 10:38:24.85 発信元:124.146.175.234
乙乙
昨日は災難だったな

582: ◆TAXI/8MPvs
11/11/26 10:51:35.57 発信元:111.233.170.86
うわあああああああ
後2レスだったのにいいいいいい

ってなってやけ酒飲んで不貞寝して会社に遅刻しました


toki鯖不安定なのは投下するのをためらってしまう…

支援をくれた方々、ありがとうございました

一旦仕事に戻ります

583:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/11/26 11:01:06.00 発信元:221.30.151.167


俺も今のうちに投下しておこう
お題消化したけど、なんだか長くなったので連載で。

584:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/11/26 11:04:23.09 発信元:221.30.151.167
書類の手違い、というので人生が狂った人は何人もいる。

行きたくもない学部に進学させられたり、発注ミスで大幅な在庫を抱えたり、
株や為替取引で大損をこいた人もいる。


シベリア村観光開発課に籍を置くドクオに、ロンドン出張の話が来たとき、

「それは何かの間違いだ」

と誰もが思った。そしてそれはその通りであった。

お上は観光開発課全員に適性試験を受けさせたが、全項目に置いてドクオは1をとった。
それは10を最高としての1、すなわち最低ということであった。

ところがお上が何を勘違いしてか
「最も優れている」との評価と受け取ってしまったのだ。

英語もろくに話せない、コミュニケーションにも難あり、

あの無芸小食、小男の、藻男が・・・・・

585:('A`)ロンドンより愛を込めて のようです
11/11/26 11:07:28.92 発信元:221.30.151.167
('A`#)「うるせえ!」


('A`#)「俺だって行きたかねえんだよ!」


('A`#)「なんでそもそもシベリア村がロンドンに用事あるんだよ!」


シベリアはまだまだ未開発の資源、及び観光の宝庫である。

それに目をつけたイギリスの会社が、地元の事情に詳しい人間を派遣して欲しい、と
村役場に掛け合ったのである。


('A`)ロンドンより愛を込めて のようです

586:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/11/26 11:08:28.66 発信元:124.146.174.5
期待

587:('A`)ロンドンより愛を込めて のようです
11/11/26 11:11:18.81 発信元:221.30.151.167
兎にも角にも、ドクオはロンドンに出張と相なった。
半分を向こうの会社が、半分を公費で負担することになった。
1ヶ月の旅程である。


付け焼刃の英語の練習、プレゼン資料の用意、荷物のまとめ・・・・・
そんなことをしてたら(というかさせられていたら)慌ただしく時間が過ぎた。
面倒なことが大嫌いなドクオは不安で胸がいっぱいだった。


もう夕刻だったが、彼は自然と恩師の家へ足を向けていた。
小学校の時の担任、そして本職は動物の研究をしているシベリアタイガー先生のもとへである。


平屋作りのレンガの家、紫の扉を勢いよくノックして呼びかける。


('A`)「先生、先生!かわいい教え子が来ましたよ」

588:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/11/26 11:11:48.07 発信元:126.124.223.55
支援!

589:('A`)ロンドンより愛を込めて のようです
11/11/26 11:13:58.51 発信元:221.30.151.167
ヨレヨレの白衣を着て先生は出てきた。
少し疲れ気味の表情をしていた。


(=゚Д゚) 「・・おう、お前か」


(=゚Д゚)「まあ入れ」


ドクオはソファに腰をおろした。

しばらくして先生はヲッカとグラスを手にしてやってきた。
本や標本が山盛りのテーブルを挟んで、差し向かいに坐る。


(=゚Д゚) 「よっこいしょっと・・・・

     聞いたぞ。
     貴様のような無知無教養の輩が公費で研修に行くとか
     ・・・・世も末だ

     せいぜい恥をさらさないように気をつけろ」


先生は本をよけてグラスを2つ並べ、ヲッカをなみなみと注ぐ。

590:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/11/26 11:14:38.43 発信元:124.146.175.229
支援

591:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/11/26 11:14:59.38 発信元:111.217.193.206
wktkwktk

592:('A`)ロンドンより愛を込めて のようです
11/11/26 11:16:58.90 発信元:221.30.151.167

('A`)「俺だって行きたかないんですけど、なんかまあ成り行きで」


(=゚Д゚)「そんなんだからお前はいつまでたっても・・・・・」


(=゚ ゜)!

不意に先生は慌てたような素振りを見せた。
窓の外の闇を凝視して、おもむろに立ち上がった。
机の引き出しを性急に開け、ポケットになにかしまい込んで、ドクオに言った。


(=゚Д゚)「ちょっと外す、勝手についで飲んでろ」


('A`)「へい」


なんか先生様子がおかしいな。
そう思いながら、ドクオは埃っぽく乱雑な部屋を見回した。


593:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/11/26 11:20:20.20 発信元:111.217.193.206
いい雰囲気

594:('A`)ロンドンより愛を込めて のようです
11/11/26 11:20:35.66 発信元:221.30.151.167
コの字型の小さな部屋に、大きな書棚が3つ、そして机の上に開かれたまま重ねられた本、本、本。
床にもホッチキス閉じのレポートがいくつも散らばっている。


部屋の様子は相変わらずだが・・・・


ドクオは立ち上がった。
そして退屈しのぎに机に行き、いくつかの本をパラパラとめくってみた。
先生は重要と思われるところに赤線を引き、判読不能な書き込みを大量にしていた。


本の内容はというと、野生動物の分布や個体数などの統計的資料で、
素人のドクオに容易に理解できるような代物ではなかった。

ただひとつ、ドクオにも理解できそうなものがあった。
それはシベリア民話の本であった。


”チャタノイアは悪魔の草、そを制するのはウムリンカのみ。
 ウムリンカはロイルイ村の守り神なり”


この一節に赤線が引いてあった。読めはしたが、何のことだか分からなかった。
本を戻した。

595:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/11/26 11:22:31.58 発信元:111.217.193.206
しーえん

596:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/11/26 11:23:55.26 発信元:124.146.174.65
ふむふむ

597:('A`)ロンドンより愛を込めて のようです
11/11/26 11:25:17.67 発信元:221.30.151.167


('A`)「ん?なんだ」


机の引き出しが半開きになっていた。そこに黒光りするものがあった。
出てきたものを取り出してドクオはおののいた。


('A`;)「これは・・・・スタンガン、催涙スプレー・・・」

('A`;)「タバコ・・・・先生タバコ吸わないはずなのに・・・」



(=゚Д゚) 「こら、なにしとる!」

先生はうしろからのしのしと近づいて、ドクオの手からそれらの凶器をもぎとって
また再び机の中にしまった。

しまった後でもうひとつ入れなければならない物に気づき、ポケットから黒光りするものを取り出した。
リボルバーだ。先生は引き出しにしまった。
ドクオはさらにおののいた。



598:('A`)ロンドンより愛を込めて のようです
11/11/26 11:28:50.39 発信元:221.30.151.167

('A`;)「先生、なんなんすか。

    もしかして、人に言えないようなことに関わってるとか・・・・」


(=゚Д゚)「忘れろ」


('A`)「そんな、忘れろ、って言ったって」


(=゚Д゚)「飲みなおしだ。・・・・・飲んで、忘れろ」


('A`)「・・・・・・・・・・」


(=゚Д゚)「・・・シベリアも物騒なのでな、護身用だ」


('A`)「・・・・・・・・・・」

先生がそこまで言うなら、何か事情があるのだろう。
ドクオは追求をやめた。

599:('A`)ロンドンより愛を込めて のようです
11/11/26 11:32:30.88 発信元:221.30.151.167

('A`)「わかりました。でも先生、厄介なことに巻き込まれないでくださいね」


(=゚Д゚)「野生動物の研究者は常に危険と隣り合わせだ。そんなことはわかっておる」


そんな危険とは種類が違う、ドクオはそう思ったが、ソファに腰を降ろした。


(=゚Д゚)「さあ、アザラシ肉の燻製だ、これをツマミに一晩明かそう

    わしは明日から研究旅行だ。お前の別離には立ち会えん」


*******

600:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/11/26 11:33:14.06 発信元:111.217.193.206
先生の授業はついつい時間を忘れて聞き入ってしまう

601:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/11/26 11:36:09.06 発信元:111.217.193.206
支援

602:('A`)ロンドンより愛を込めて のようです
11/11/26 11:36:59.20 発信元:221.30.151.167
ついにシベリアを発つ日となった。

とはいえシベリアからロンドンに直行便などない。
最寄りの大都市ヴィップグラードにすらない。
ヴィップグラードからモスクワへ飛び、そこからロンドンに向かうのだ。

シベリア村の駅のホームに、ドクオ壮行会のメンバーが集まっていた。
といっても皆経緯とドクオの無気力を知っていたために、数人しかいなかった。


友人のモララーが近づいて言う。

( ・∀・)「人生運だ!お前にも運が向いてきたんだ!これからだぞ」

   
( ・∀・)つ□「もし向こうで言葉に困ることがあったら、このカードを見せろ
        何でも親切に教えてくれるぞ」


渡されたカードにはFUCKと書かれていた。
意味をよく知らないドクオは、

('A`)「ありがとう、助かるよ」

と言って素直に感謝した。

603:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/11/26 11:38:08.40 発信元:111.217.193.206
殺されるぞwwwwwwwwww

604:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/11/26 11:42:04.03 発信元:202.229.178.130
モララー鬼畜w

605:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/11/26 11:44:49.15 発信元:111.217.193.206
シベリアモンキーが来てしまったかな

606:('A`)ロンドンより愛を込めて のようです
11/11/26 11:45:52.11 発信元:221.30.151.167
列車に乗り込み、扉が閉まり、連結部が大きな音を出して発進した。

ドクオはホームの一番端に立っている人に気づいた。
     __
    ∧,■!!
   (=゚Д゚) 
  ./.,= =l
::: :::: ::: : :: : : : ::: :: :

シベリアタイガー先生だ。


先生は一緒に飲んだあくる朝、ドクオの胸ポケットに500ポンドほどこっそり餞別を仕込んでくれた。
先生は手もふらず佇んで、列車の方をずっと眺めていた。
小柄な先生がなんだかもっと小さく見えた。


('A`)「先生、大丈夫かなあ・・・・」


恩師に心配をかけることはあっても、心配することなどこれが最初であった。

やがて駅は点となり、視界から消えた。

********

(続く)

607:('A`)ロンドンより愛を込めて のようです
11/11/26 11:47:21.10 発信元:221.30.151.167
ご支援ありがとうございました
またよろしくお願いします~ノシ

608:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/11/26 11:49:00.75 発信元:111.217.193.206
乙乙! 期待してます!

609:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/11/26 13:10:42.64 発信元:202.229.178.145

最近は豊作だな

610:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/11/26 21:28:07.10 発信元:221.30.151.167
しばらく間が開くので、もう少しだけ投下します。

611:('A`)ロンドンより愛を込めて のようです
11/11/26 21:30:31.82 発信元:221.30.151.167
ロンドンに着いたドクオは、予め借り上げられていたイースト・エンドの安フラットに着いた。
翌日件の会社に行き、拙い英語で資料を次々に提出した。


('A`)「It's Nice to see you mr. jeff Rin、First of all・・・」

( `ハ´)「・・・・・」


担当者は華僑の男であったが、高圧的であり、英語が出来無いドクオを完全に見下していた。

しばらくするとドクオが無能であることを見抜き、しまいには通訳を付けて
シベリアに直接電話をかけて情報を確認する有様だった。



('A`::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::



こんな事を幾日も続けているうち、ドクオは疎外感と焦操感に苛まれた。
(仕事の不得手もあったが、金をけちって朝も昼も夜もファーストフードばかり
食していたのもいけなかった)。


612:('A`)ロンドンより愛を込めて のようです
11/11/26 21:33:03.61 発信元:221.30.151.167
やがて最初の土曜がやってきた。
11時頃にベッドから這い出し、フラットから出てレンタカーを借り、そこらへんをぶらぶらした。
でも何もドクオの孤独な魂の慰めにならなかった。

適当なところで車を止め、


('A`)「欝だ・・・・・・・死のう」


そんなことをブツブツ言いながらイースト・エンドの陰鬱な町並みを彷徨った。
しかししばらくすると彼は色めき立った。


('A`)「あ・・・・・あれはっ・・・!



   同士スターリン!!!!」


それは店の看板であった。
でかでかと店の上に掲げられているスターリンの肖像。
まるで親しい知人に再開した時のように、ドクオは歓喜した。


613:('A`)ロンドンより愛を込めて のようです
11/11/26 21:34:30.16 発信元:221.30.151.167

    , -.――--.、
   ,イ,,i、リ,,リ,,ノノ,,;;;;;;;;ヽ
  .i;}'       "ミ;;;;:}
  |} ,,..、_、  , _,,,..、  |;;;:|
  |} ,_tュ,〈  ヒ''tュ_  i;;;;|
  |  ー' | ` -     ト'{
 .「|   イ_i _ >、     }〉}    Сталин
 `{| _.ノ;;/;;/,ゞ;ヽ、  .!-'
   |    ='"     |
    i゙ 、_  ゙,,,  ,, ' {
  丿\  ̄ ̄  _,,-"ヽ
''"~ヽ  \、_;;,..-" _ ,i`ー-
   ヽ、oヽ/ \  /o/  |

Russian Restaurant Stalin
The man of steal

「ロシア料理 スターリン」

ただ残念なことに「鋼鉄の人」の意、「The man of steel」が「The man of steal」になっており、
「盗人野郎」なってしまっているのはいただけなかった。

ドクオはもちろんそんなこと気づかず、吸い込まれるように入っていった。


ーしかし、これが地雷であった。

614:('A`)ロンドンより愛を込めて のようです
11/11/26 21:37:03.31 発信元:221.30.151.167
ロシア料理の店にロシア人コックがいない(こういうことはよくあるのだ)。

陽気なジャマイカ系のドレッド兄貴ひとりで店番とコックを兼ねていた。
客は誰もいなかった。


(’e’)「Oh,Hello hello hello」


などと言いながらメニューを渡してきた。
そして大げさな身振りで、


(’e’)「See the menu, Then order、OK?」


と言った。


('A`)「ボ・・・・ボルシチある?」


(’e’)「Okay」


ジャマイカ兄貴は厨房に行き、鍋に火をかけ、鼻歌交じりに戻ってきた。
そしてドクオの隣のテーブルの席にドッカと腰を降ろして話しかけた。

615:('A`)ロンドンより愛を込めて のようです
11/11/26 21:39:09.50 発信元:221.30.151.167
(’e’)「I'm St.Jones, from Jamaica.Where are you from?」


('A`)「s....siberia in russia」


(’e’)「Oh!Nice place to see, But musta be frozen!

    I've been living in this fuckin London, for 10 years・・・」


それからジャマイカ兄貴は朗々としゃべりはじめた。ドクオはほとんど聞きとれなかったが、
所々で「fuckin」と言っているのだけはわかった。

やはりモララーが示したように、この言葉は万能であるらしい。


しばらくすると店内はなんだか焦げ臭いにおいが漂った。
鼻をひくひくいわせて、ジャマイカ兄貴は慌てて席をたち、


(’e’)「Oh!No,No,No, Noooooooooooooooo!!!」

(’e’)「FUCK!」


といいながら厨房に突進した。

616:('A`)ロンドンより愛を込めて のようです
11/11/26 21:41:43.85 発信元:221.30.151.167

しばらくしてジャマイカ兄貴は皿を持ってきて、

(’e’)「Sorry,Man」

と言ってドクオの前にシチュー皿を置いた。

ロシア料理以前に、明らかに人の食べるものではなかった。
でも隣に座って微動だにせずこちらを向いているジャマイカ兄貴の気迫に押されて、
恐る恐る手を付けた。


ドクオの顔はみるみる青くなった。


('A`;)ウェーッ


たまらなくなってドクオは店から飛び出ると、レンタカーに乗り込んだ。
陰鬱なロンドンの街並みを呪いながらドクオは飛ばした。
気分が悪くなってめまいがした。
おまけに、安物のレンタカーは乗り心地最悪で下腹部に振動を強く与えた。


腹の虫が泣き出した。そして、こういう時に限って信号は赤ばかり。


617:('A`)ロンドンより愛を込めて のようです
11/11/26 21:44:05.54 発信元:221.30.151.167

('A`;)「い、いかん・・・・っ 漏れる、漏れる!」


('A`;)「おっ!」


オアシスを発見した。道路の左手に、公衆便所があったのだ。
道端に車を寄せて停めて、ダッシュで駆け込む。


多少のフライングはあったが
そう、多少のフライングはあったのだが、



<<FAXを送信中です>> ← イメージ音です 脳内再生してください



・・・間に合った。


618:('A`)ロンドンより愛を込めて のようです
11/11/26 21:46:03.94 発信元:221.30.151.167

('A`)「ふぅやれやれ・・・・・」


('A`)「ありゃ?」


見ると婦人警官が車のそばに立っている。
どうやら駐車違反を挙げられてしまった・・・・。



('A`::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::



つくづくついていない。

ζ(゚ー゚*ζ「No Parking here, sir. Would you show me your driver's lisence?」

('A`)「あ、あ、あ」


ζ(゚ー゚*ζ「huh?」

ドクオは財布から国際免許証を取り出そうとした。

619:('A`)ロンドンより愛を込めて のようです
11/11/26 21:48:46.46 発信元:221.30.151.167
ところがどっこい、それはモララーがくれた例のカードであった。


つ【FUCK】  ζ(゚、゜*ζ  「・・・・・・・・・・・・」


パーン     _, ,_
_, ,_   ζ(゚、゜*ζ
('A`(☆ミ⊃


ドクオは地面にくずおれた。
バラバラっと財布の中身が散乱した。

その内の一つ、名刺を婦人警官は取り上げた。
婦人警官は驚いた顔をした。
そしてなんとロシア語で話しかけてきた。


ζ(゚o ゜*ζ「あなた・・・・・、シベリアの人なの?」


('A`)「え・・・・・?あんたロシア語わかるの?」

620:('A`)ロンドンより愛を込めて のようです
11/11/26 21:50:26.05 発信元:221.30.151.167

ζ(゚o ゜*ζ「私のママ、ヴィップグラードの出身よ!」


('A`)「そ、そうなの・・・・か・・・」


(;A;)「ウッ・・・・・」

母国語を聞いて、いままで塞いでいた感情の弁が吹き飛んだ。

ドクオは声を上げて泣いた。
泣きに泣いて、しまいには婦人警官の足元にすがりついた。
物見高い通行人がジロジロと見つめる


ζ(゚、゜;ζ「ちょ、ちょっと、あなた・・・・」


ドクオは構わず泣き続けた。

*********


621:('A`)ロンドンより愛を込めて のようです
11/11/26 21:52:04.56 発信元:221.30.151.167

婦警の名前は リタ・デレノフスカヤと言った。
ニックネームでデレーニャと呼ばれていた。

ソーホー地区にあるしゃれたフラットの5階に彼女の部屋はあった。
夕方、ドクオは彼女の部屋に招かれた。
話を聞いたデレーニャが、同情したのである。彼女は駐禁も見逃してくれた。


ζ(゚ー゚*ζ「入って」


大きな紙袋をもちながらドアを開ける。
ドクオも両手に紙袋を持ちながら入る。


('A`)「お邪魔します」


紙袋をテーブルの上に置くと、部屋の全貌が明らかになった。

622:('A`)ロンドンより愛を込めて のようです
11/11/26 21:54:23.42 発信元:221.30.151.167


('A`)「うわ、洒落た部屋だなあ」


黒のバックの上にガーベラの花柄がパターン化された壁紙。
モノクロームの唐草模様の天井。
カラフルな本がいっぱい詰まった赤い小さな書棚。
50年代を思わせるレトロなブラウン管TV。
寝心地が良さそうなベッド。
そして窓辺に溢れんばかりに飾られたドライフラワーの薔薇。


キッチンが一体型のワンルームだが、こざっぱりしていて手狭な印象は無かった。


なによりいい匂いがした。
俺や先生の部屋とは大違いだ、とドクオは思った。

623:('A`)ロンドンより愛を込めて のようです
11/11/26 21:56:24.05 発信元:221.30.151.167

ζ(゚ー゚*ζ「何が食べたい?」


('A`)「えーと、アザラシ丼」


ζ(゚ー゚*ζ「そんな田舎料理作れないわよ

       ボルシチでいい?」


('A`)「そう、それでいいや。

   今日とんでもないシロモノを食わされた」


ζ(゚ー゚*ζ「あそこで食べるなんて正気の沙汰じゃないわ

       あのね、世界中どこいっても、まあまあはずれなしなのは中華料理。

       なぜかって?中国人はどこにでもいるからよ」


('A`)「中華料理は・・・しばらくいいや」

ドクオはあの華僑の高圧的な相手方を思い出した。

624:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/11/26 21:57:08.39 発信元:111.217.193.206
うおおきてた支援!!

625:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/11/26 22:01:06.67 発信元:111.217.193.206
ただでさえ料理が不味いと有名なイギリスじゃあね

626:('A`)ロンドンより愛を込めて のようです
11/11/26 22:02:34.57 発信元:221.30.151.167

ζ(゚ー゚*ζ「ところでさ、」


デレーニャは笑いをかみ殺しながら尋ねた、


ζ(゚ー゚*ζ「なんであんなカード見せたの?」


ドクオの中で忘れていた怒りが吹き出した。


('A`#)「ハメられたんだよ、アンニャロメ!ちくしょう・・・・

    言葉に困ったらこれを見せろって渡されたんだ!」


ζ(゚ー゚*ζ「・・・・今後の付き合い方考えたほうがよさそうね

       相手が悪かったら殺されてたわ」



627:('A`)ロンドンより愛を込めて のようです
11/11/26 22:03:56.84 発信元:221.30.151.167

ドクオは真顔に戻って逆に聞いた、

('A`)「FUCKってどういう意味なの?」


ζ(゚、゜;ζ「ん、えーと、それは・・・・・・・

       使っていくうちにわかるわよ、あ、いや、あまり使わないほうがいいわね
       喧嘩を売るような言葉だから」


('A`)「でもさっきのあんちゃん別に挑発するでもなく、Bob marley is fuckin' greatとか言ってたぜ

   ねえ、どういう意味なの?」


ζ(゚、゜;ζ「ん・・・とにかく悪い言葉よ


       そ、そんなことより!」


628:('A`)ロンドンより愛を込めて のようです
11/11/26 22:07:05.76 発信元:221.30.151.167

ζ(゚ー゚*ζ「ヲッカ飲む?ちょっとだけならあるけど・・・・」

ヲッカと聞いて、ドクオのロシア人の血が騒ぎたった。

(゜∀゜)「飲む!飲む!」


歓喜の雄叫びを上げた、

(゜∀゜)「ヒヤホーイ!ウラ--------ッ!!

    レーニン万歳!スターリン万歳!フルシチョフ万歳!
    ブルジネフ万歳!ゴルバチョフ万歳!エリツィン万歳!プーチン万歳!

    ジントニックなんかクソ食らえだ!
    俺はロシア人なんだ!!!!」

ζ(゚ー゚*ζ「そういう時に使うのよ

       fuck off all gin'n' tonics!って!」


(゜∀゜)「Yeaaaaaaah! fuck off ! fuck off!」


******

(続く)


629:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/11/26 22:07:20.05 発信元:111.217.193.206
イギリスロッカーのインタビュー動画見るとファッキンの使用率に驚く

630:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/11/26 22:08:04.06 発信元:221.30.151.167
ご支援ありがとうございました。ごきげんよろしゅう

631:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/11/26 22:08:24.74 発信元:111.217.193.206
乙乙!!
面白い、続きがすごく楽しみ

632:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/11/26 23:08:22.51 発信元:182.249.55.107

いいねいいね

633:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/11/26 23:46:07.87 発信元:110.132.14.189
乙です。ドクオがんばれ…

634:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/11/27 00:05:41.44 発信元:202.229.178.150


635:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/11/27 19:08:51.37 発信元:202.229.178.3
シズーカ

636:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/11/27 19:12:05.85 発信元:123.108.237.30
ノビータ

637:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/11/27 19:41:20.37 発信元:111.89.140.2
スネーオ

投下します、>>406の続きで「(-@∀@)とある眼鏡の蔵書目録のようです・SF(すこしふしぎ)版」

638:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/11/27 19:43:53.58 発信元:111.89.140.2

川 ゚ -゚) そもそも私達が、あなた方の世界を知ったのは一冊の目録からでした。図書館の最奥部に置かれていた、全蔵書を記録するデータベースに一切情報の無い、孤独なその目録には、あなた方の図書館が誕生した経緯と蔵書、そして図書館の日常が記載されていました。

川 ゚ -゚) さらに不思議な事に、その目録は定期的に頁数が増えていったのです。誰も触れなくとも独りでに

(-@∀@) フムン

川 ゚ -゚) その本がただの創作物ではないと確信した矢先にひとつの事件がおきました。私達の図書館に保管されている蔵書が、消失し始めたのです

(-@∀@) 消失?

川 ゚ -゚) 文字通りです。書架に収められている作品が、データベースから消え、やがて書架からも消えるのです

639:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/11/27 19:45:06.42 発信元:126.28.176.105
支援!

640:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/11/27 19:46:46.35 発信元:111.89.140.2
(´<_` ) 我々は、件の目録と関連が無いか調べようと最新の頁を開いて、愕然とした。頁は作品ではなく、意味不明な文字の羅列で埋め尽くされていた

(-@∀@) …それには、思い当たる節があるな

(´<_` ) 諦めずに何か書かれて無いかと探していた我々が文字の羅列の合間に見つけた文章には、シベリア各所へ宛てたと思しき休館のメッセージを見つけ、直後に絶望しました

(´<_` ) あなた方の図書館と我々の図書館は共に滅びるのだと

(-@∀@) …繋がっていたのか?世界が


641:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/11/27 19:54:18.43 発信元:111.89.140.2

lw´‐ _‐ノv 私達が思うにね、あなた方の世界が私達の世界を生み出したんだと思うの。影響されたのは私達のほうだし、なによりこの図書館で見つけちゃったんだよね

なにを、言い掛けたアサピーに一冊の本が突き出される。

lw´‐ _‐ノv この作品にさ、出てくるんだよね。私達が。私達の世界で起きた事が、ほんの一部だけれど、書かれてる

アサピーが手に取った本のタイトルと分類番号を見、内容を思い出す。確かに図書館は登場した。

(-@∀@) 本から生まれる世界、ね…

川 ゚ -゚) 当初私達は勿論、ありえないと考えなおしました。認められる筈ないじゃありませんか

(-@∀@) それはそうだな

642:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/11/27 19:57:41.41 発信元:111.89.140.2
lw´‐ _‐ノv でも認めざるをえなかったの。消失が止まった頃、件の目録に変化があったから

(´<_` ) この図書館が廃墟と化していた時、こちら側からは件の目録に増え続ける文字を追うだけで、どうしようもできなかった。しかし

(´<_` ) 廃墟と化してもなお、物語を語る人が居た。踏みとどまり、詩をうたう人が居た。景観を良くしようと草を植える人が居た。留まる人達を見守る人達も居た。廃墟に集まり交流を果たす人達も居た。諦観をぬぐい去り、立ち上がる人達が居た

(´<_` ) そうして、目録の図書館が復活し始めるにつれて、私達の図書館は安定を取り戻したのです

643:(-@∀@)とある眼鏡の蔵書目録のようです・SF(すこしふしぎ)版
11/11/27 20:01:24.70 発信元:111.89.140.2
(-@∀@) そんな事…いやまさか

川 ゚ -゚) ありえないと言いたいのは私達も同じです。しかし理解できないだけの事象を起きるはずがない事象に貶めるのはやめましょう、いつまでも話が終わりません

(-@∀@) ああ…まあそれは良いとして、私が居なければ君達の世界は生まれてないかも、と言ったね

川 ゚ -゚) …実は、私達の世界にも訪れたのです、私達の世界でもあなた方の世界でもない世界の、ブーン系小説シベリア図書館の職員が

(-@∀@) なんとまあ、驚いたろう

川 ゚ -゚) それはもう派手に取り乱しました。しかし得た物も相応でしたよ

川 ゚ -゚) 彼らの話と私達の経験からするに…あなたが目録として分類してくれたおかげで、私達の世界は留まり続ける事ができている。多分、私達以外も含めて、物語から生まれた世界は別の誰かに保たれているから連続して存在できるのです

(-@∀@) …私はしかし、作品を執筆したわけではない

644:(-@∀@)とある眼鏡の蔵書目録のようです・SF(すこしふしぎ)版
11/11/27 20:05:12.80 発信元:111.89.140.2
川 ゚ -゚) おそらく、重要なのは書かれ読まれる点ではない。特徴付けが成される点です。彼らは、小さな差であれ個性が有るから複数の異世界が同時に存在できる、と言っていました

(-@∀@) 確かに私は区別し続けて来たがね

アサピーは、ぐるり周囲を見渡す。所狭しと並ぶ、本という形の物語がもしも全て同じデザインならば、図書館の本棚はただの壁に見えるかもしれない。

(-@∀@) ふうむ

アサピーは、シュールから受け取った本を机に置くと、ため息をひとつ。

(-@∀@) 私はね、私は思うのだけれどね…つまりは観測できない宇宙と同じ事なんだ。とある年代まで多くの学者は地面が平らで、空は巨大な天井が張り付いているだけだと信じていた。だが実際、地面は丸く空はどこまでも続くし、遙か彼方には星がある

645:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/11/27 20:08:07.98 発信元:111.233.206.28
しえん

646:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/11/27 20:08:11.28 発信元:221.30.151.167
shen

647:(-@∀@)とある眼鏡の蔵書目録のようです・SF(すこしふしぎ)版
11/11/27 20:08:24.22 発信元:111.89.140.2
(-@∀@) 現実を自身の世界に基づいて構築する人間は、観測手段がないと勝手にシュレディンガーの猫を作り出す。猫が最初から死んでいても無理矢理こじつけて

(-@∀@) だいたい、昔からよく言われている事だ、我々の存在する宇宙は、別の存在によって作られた宇宙だという話と同じような物だ。森羅万象が既知の文法と未知の文法どちらで書かれているか、というだけのこと

(-@∀@) 単純な話だな。素直に君達を認めれば良かった

川 ゚ -゚) では…

(-@∀@) 今までの非礼をお許しねがいたい、ブーン系小説シベリア図書館の皆様…私は目録を書くよりもあなた方と話がしたい

アサピーは三人に、右手を差し出した。

648:(-@∀@)とある眼鏡の蔵書目録のようです・SF(すこしふしぎ)版
11/11/27 20:11:56.69 発信元:111.89.140.2



***

「私にとって本とは、文字数、ページ数、分類番号の複合体です」

「君の人柄を知るには目録を見れば十分なわけだお、たしかに」

***





649:(-@∀@)とある眼鏡の蔵書目録のようです・SF(すこしふしぎ)版
11/11/27 20:14:33.30 発信元:111.89.140.2



――柱時計が鳴かなければ良いのに――





650:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/11/27 20:16:13.34 発信元:182.249.53.231
ふっしぎー

651:(-@∀@)とある眼鏡の蔵書目録のようです・SF(すこしふしぎ)版
11/11/27 20:18:44.74 発信元:111.89.140.2
(-@∀@) …

(-@∀@) …あれ?

(@∀@-) …

(-@∀@) …休憩室、か?ここは

( ^ω^) 起きたかお

(-@∀@) 館長?

アサピーは、休憩室のベッドの中に居た。

まるで、初めからそこに居たかのように。

(;-@∀@) あれ、さっきまで私は…ええ?

(;^ω^) どうかしたのかお?

(;-@∀@) いえあの…な、なんでもないです寝ぼけました

(;^ω^) 珍しくてんぱってるから焦ったお…ところでアサピー

(;-@∀@) (落ち着け私)はい

(;´ω`) 昨日の夜はごめんなさいだお、僕が勘違いしたせいで…

652:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/11/27 20:19:20.58 発信元:221.30.151.167
shen

653:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/11/27 20:19:50.02 発信元:111.217.193.206
ktkr

654:(-@∀@)とある眼鏡の蔵書目録のようです・SF(すこしふしぎ)版
11/11/27 20:21:02.63 発信元:111.89.140.2

(-@∀@) いや、荒らされた特集の事はもう良いんです。それよりも私の方こそ館長を叩いてしまって…

( ^ω^) …えっ?

(-@∀@) えっ、て…館長?

( ^ω^) アサピー耳の穴かっぽじって良く聞くお

(-@∀@) はい

655:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/11/27 20:24:08.48 発信元:111.217.193.206
支援

656:(-@∀@)とある眼鏡の蔵書目録のようです・SF(すこしふしぎ)版
11/11/27 20:25:02.56 発信元:111.89.140.2



( ^ω^)荒らされた特集って、僕を叩いたって、いったい何のことだお



(-@∀@)

657:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/11/27 20:25:36.89 発信元:182.249.53.231
夢……だと……

658:(-@∀@)とある眼鏡の蔵書目録のようです・SF(すこしふしぎ)版
11/11/27 20:27:32.60 発信元:111.89.140.2
ノックが二回。
直後に休憩室の扉が開かれた。表れたのは長柄のモップを手にしたドクオ。

('A`) おっ、アサピーさんも起きたのか。さすがに昼前だものな

ベッドから飛び出したアサピーは、猛然とドクオの胸ぐらを掴んだ。
あまりに突然だったので、ブーンもドクオも戸惑うばかり。

(;^ω^) え、ちょ、おま、まてよ

(;'A`) 苦しい…俺なんかしたの?

(#-@∀@) ドクオさんっ!!

(;'A`) はいぃっ!!

(#-@∀@) 何処を掃除していましたか!?カウンター前の読書机に異常は!?図書館の出入り口は施錠されていましたかっ!?

(;'A`) サー!!自分はカウンター付近と読書机群の清掃を実行したのみであります、サー!!読書机群は目視において異常なし、出入り口は未確認であります、サー!!

659:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/11/27 20:28:35.87 発信元:221.30.151.167
なぬっ

660:(-@∀@)とある眼鏡の蔵書目録のようです・SF(すこしふしぎ)版
11/11/27 20:29:05.80 発信元:111.89.140.2

思わず気を付けの姿勢で答えたドクオから手を放したアサピーは、たとえるならば名探偵と野次馬が密室のドアを破る時の勢いで、半開きになっている休憩室のドアへと突っ込んだ。

661:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/11/27 20:30:54.29 発信元:111.217.193.206
アサーピ

662:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/11/27 20:32:39.11 発信元:124.146.175.197
しえん

663:(-@∀@)とある眼鏡の蔵書目録のようです・SF(すこしふしぎ)版
11/11/27 20:34:02.57 発信元:111.89.140.2
(;-@∀@) そんな…そんなっ!

廊下を疾走中のアサピーは、ふとツンを見つけ慌てて止まる。

ξ゚⊿゚)ξ あらアサピーさん、おはようございます

(;-@∀@) おはようございます…ツンさん

ξ゚⊿゚)ξ なんですか?

(;-@∀@) 図書館の施錠、最後はいつされたか分かりますか?

ξ゚⊿゚)ξ 最後?…なら、明け方にみんなでここに来た時じゃないかしら

664:(-@∀@)とある眼鏡の蔵書目録のようです・SF(すこしふしぎ)版
11/11/27 20:36:36.24 発信元:111.89.140.2


答えを聞くなり再び走り出すアサピーの背中を、ツンは首を傾げながら見送った。

(;-@∀@) そんなバカな…さっきまで私は…

***

川 ゚ -゚) やっぱりギャグの王道は谷亮子ですよ

(´<_` ) いや、俺はチ〇コだと思いますよ

lw´‐ _‐ノv 私は断然ガチムチを推すね!

川 ゚ -゚) あなたは?

(-@∀@) うむ、私は…やはり

(-@∀@) マ〇コかな

***

アサピーは走る。

(;-@∀@) あの三人と喋っていて…それで!

665:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/11/27 20:39:02.33 発信元:111.217.193.206
おいwwwwwwwwww

666:(-@∀@)とある眼鏡の蔵書目録のようです・SF(すこしふしぎ)版
11/11/27 20:39:57.67 発信元:111.89.140.2

走りながら、先ほどまでしていたはずの会話を思い返す。

***

(´<_` ) もう時間です

(-@∀@) お別れか

lw´‐ _‐ノv そ。柱時計が鳴ったら、アっさんともグッバイさよならまた会えません

(-@∀@) 柱時計…寄贈品のあれか

川 ゚ -゚) あの柱時計、ひょっとして館長あての文が刻まれていたりします?

(-@∀@) 奇遇だな

川 ゚ -゚) おなじ文だと、良いですね

(-@∀@) ああ…本当にな

***

(;-@∀@) 間違いなく握手を交わしたっ!

彼の記憶力が、一片の疑いを持つこともせずに叫んでいた。

667:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/11/27 20:40:31.65 発信元:221.30.151.167
うむ?

668:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/11/27 20:42:34.95 発信元:124.146.175.76
支援

669:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/11/27 20:46:47.62 発信元:111.217.193.206
ほうほう

670:(-@∀@)とある眼鏡の蔵書目録のようです・SF(すこしふしぎ)版
11/11/27 20:46:52.40 発信元:111.89.140.2
話していた時間は決して長くない、また短くもない、しかし。
話していたのは紛れもない事実。

(;-@∀@) 出会えたんだ、ここで!

走る勢いはそのままに目的の扉を開く。

(;-@∀@) はっ…はっ…

膝をつき、曇った眼鏡を外し、ひりつく喉を全開にしてアサピーは息を整えた。

(;-@∀@) ふうっ…よし
どうか、荒らされていてくれ。彼女達の痕跡があって欲しい。
アサピーは願い、『次世代に伝えるべきブーン系小説特集』だったはずのコーナーへ。


671:(-@∀@)とある眼鏡の蔵書目録のようです・SF(すこしふしぎ)版
11/11/27 20:48:39.22 発信元:111.89.140.2


(;-@∀@) …嗚呼

果たして其処に並んでいたのは、『今月の新作一覧』であった。

立ち尽くすアサピーは、視界の端に小さな封筒を認める。

(;-@∀@) これは!



672:(-@∀@)とある眼鏡の蔵書目録のようです・SF(すこしふしぎ)版
11/11/27 20:51:35.79 発信元:111.89.140.2


宛、ブーン系小説シベリア図書館殿。発、ブーン系小説シベリア図書館。

(;-@∀@) 彼女達のか!

アサピーはすぐさま封を切り中身を取り出す。
しかし手紙は無い。写真も無い。入っていたのは、桜の花弁を押し花にした栞がひとつきり。

(-@∀@) …そうか…

(-@∀@) そっちのシベリアでも桜は咲くのだな…ありがとう

しばし栞を見つめていたアサピーは、ある事を思いついた。

***

3話終

***


673:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/11/27 20:51:39.17 発信元:111.217.193.206
wktk

674:(-@∀@)とある眼鏡の蔵書目録のようです・SF(すこしふしぎ)版
11/11/27 20:52:48.62 発信元:111.89.140.2
今回の投下は以上です。ありがとうございました。


675:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/11/27 20:53:37.14 発信元:111.217.193.206
乙! いいねえ

676:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/11/27 20:53:44.75 発信元:221.30.151.167
乙乙

677:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/11/27 20:56:16.92 発信元:111.89.140.2
やっべええええ忘れてた嗚呼亜

>>674 追記

引用元・( ^ω^)感想祭が近いようです

作者さん大変失礼いたしました!

678:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/11/27 21:10:37.36 発信元:182.249.53.231

まだ続きがあるのか
楽しみにしておこう

679:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/11/27 21:10:52.83 発信元:124.146.175.108
おっつー

680:あぼーん
あぼーん
あぼーん

681:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/11/28 10:59:21.20 発信元:210.136.161.78
総合の癖で保守したくなる

682:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/11/28 19:43:58.17 発信元:114.185.216.110
わかります

683:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/11/29 00:28:41.93 発信元:221.30.151.167
こんばんわ
投下します

684:('A`)ロンドンより愛を込めて のようです
11/11/29 00:40:28.74 発信元:221.30.151.167
連載第2回目。

>>584->>628

あらすじ:
('A`)ドクオは書類の手違いにより、シベリア村の資源・観光開発のプレゼンを行うために
イギリスはロンドンに行くことになった。
不安な彼は恩師(=゚Д゚)シベリアタイガー先生のもとに行くが、先生は何かきな臭い秘密を隠している
ようであった。ともかく、自分と恩師の不安を抱えながら、ロンドンへ向かった。


ロンドンで仕事が出来ずふさぎこんでいたところ(及び最悪のメシマズに悩まされていたところ)に、
ζ(゚ー゚*ζリタ・デレノフスカヤ=通称デレーニャの家で飯をごちそうになることになった。

ドクオのロンドン滞在はいかに。
恩師の運命やいかに。

685:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/11/29 00:42:48.95 発信元:111.217.193.206
待ってました!

686:('A`)ロンドンより愛を込めて のようです
11/11/29 00:44:06.55 発信元:221.30.151.167

ζ(゚ー゚*ζ「はい、どうぞ」


(;゜∀゜)つ□「・・・・・・・・・・・・・」

(;゜□⊂グビッ

喉から胃へとヲッカが滴り、独特の匂いが鼻に抜ける。

(;゜∀゜)「うーーーーーっ!堪んねえ!」

ヲッカは五臓に染み渡り、ドクオの内部で凝り固まっていた疲れを一瞬で溶かした。
あまりの歓び方を見て、デレーニャは言った。

ζ(゚ー゚*ζ「ヲッカなんてどこでも売ってるんだから、買えばよかったのに」


('A`)「いや、ひとりで酒は飲みたくなくてよ・・・・・
   寂しくなるばっかりだもん。

   忙しくて、そんな気にもなれなかった・・・・・」

('∀`)「でも、君のおかげで生き返ったよ、ありがとう」


ドクオはシベリアタイガー先生と飲んだ日以来、ヲッカを口にしていなかった。
緊張で張り詰めていた筋肉は和らぎ、心臓から快く血が流れていく感覚。
ドクオは生きている歓びを久しぶりに味わった。


687:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/11/29 00:45:22.45 発信元:111.217.193.206
支援

688:('A`)ロンドンより愛を込めて のようです
11/11/29 00:46:02.90 発信元:221.30.151.167

ζ(゚ー゚*ζ「どういたしまして」

ζ(゚ー゚*ζ「じゃあ、これから作るからちょっと待ってて」


そういって冷蔵庫に向かい、材料を取り出して支度をし始めた。

野菜を切るデレーニャの後ろ姿を、ドクオはぼうっと見た。

灰色のフリース
細身の黒のジーンズ
後ろに束ねた白金色の髪、

('A`)「・・・・・・・・・」

制服姿とは違う素朴で柔らかな彼女の姿を。


ζ(゚ー゚*ζ「ねえ」


急に呼びかけられて、ドクオはびっくりした。

('A`;)「えっ」

689:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/11/29 00:46:31.00 発信元:222.150.212.83
おお!支援

690:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/11/29 00:47:16.42 発信元:111.217.193.206
ヲッカ最高や! ジンなんていらんかったんや!

691:('A`)ロンドンより愛を込めて のようです
11/11/29 00:48:04.93 発信元:221.30.151.167

ζ(゚ー゚*ζ「なんか音楽が無いと寂しくない?」

そう言ってデレーニャはステレオのリモコンで音楽を再生した。
軽快なギターのイントロがなり、カラフルで怪しい音楽が鳴り始めた。

URLリンク(www.youtube.com)

♪Lovely Rita Metermaid
♪Lovely Rita Metermaid


('A`)「誰の曲?」

ζ(゚ー゚*ζ「Beatlesよ。Lovely Rita って曲。

       あのね、歌詞が面白いの」

('A`)「へーえ」

ζ(゚ー゚*ζ「可愛いリタ

       駐禁取締の婦警さんって歌」

('A`)「へ?すると君をモデルにしたような曲じゃないか」


692:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/11/29 00:49:43.37 発信元:111.217.193.206
そういう歌詞だったのか

693:('A`)ロンドンより愛を込めて のようです
11/11/29 00:50:12.39 発信元:221.30.151.167

ζ(゚ー゚*ζ「そ。面白いでしょ。
       もちろん私が生まれるよりずうっと前の歌だけど・・・・

       私の母親がね、小さい頃よくかけてたの。

       聞いて・・・・」


♪Rita!


ζ(゚ー゚*ζ 「ほら、Rita!って叫ぶでしょ、これ自分のこと言われてるみたいでね、
       わたし、子どもの時手を叩いて喜んだんだって。
       で、私もMetermaid=婦警になるって、そのころから言ってたみたい、

  
       ママが言ってた」

そう言ってデレーニャはテーブルの上の写真立てに目を向けた。

そこには、まだ小さいときのデレーニャと母親が立っていた。
母親は、娘そっくりの美人だった。


694:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/11/29 00:51:11.64 発信元:124.146.174.48
きたか支援

695:('A`)ロンドンより愛を込めて のようです
11/11/29 00:52:02.26 発信元:221.30.151.167

('A`)「母さんは?」


ζ(゚ー゚*ζ「郊外の墓地で眠ってるわ」


('A`)「そうか・・・・」
]

ζ(゚ー゚*ζ「ほんとはね、ヴィップグラードで眠りたかったらしいの・・・
  
       でもそういうわけにも行かなくてね」


ζ(゚ー゚*ζ「いつか、ヴィップグラードに行って、形見のブローチをね、埋めてあげるの。

       生家の庭にモミの木があるはず、そこの根元にね」


('A`)「お、お、俺・・・」



696:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/11/29 00:52:37.15 発信元:111.217.193.206
支援支援

697:('A`)ロンドンより愛を込めて のようです
11/11/29 00:54:00.11 発信元:221.30.151.167
ドクオは何かお返しがしたかった。

ヴィップグラードなら帰途に寄る。住所を聞けば、代わりにやってあげられる。
しかし。
出会って半日も経ってない人間の生活にそこまで立ち入っていいものか。


ζ(゚ー゚*ζ「?」

     
('A`)「・・・いや、なんでもない」


デレーニャはガスレンジの火を止めた。


ζ(゚ー゚*ζ「さ、できたわ、食べよう」


鍋の蓋を開けると、いい匂いが部屋いっぱいに漂った。

******

698:('A`)ロンドンより愛を込めて のようです
11/11/29 00:58:57.58 発信元:221.30.151.167
ボルシチは優しい家庭の味がした。

本来長く煮こむ料理だが、時間がなかった。それが逆に若くて爽やかな味わいだった。
ドクオは何回もおかわりをし、ヲッカを飲んだ。

デレーニャはちびちびとグラスに口をつけていたが、ドクオは勢い良く飲んでいった。

酔いが回ると、ドクオはあること無いこと勢いでいろいろと話し始めた。


('A`*)「・・・でさ、近くの村にプーチンが来ることになったんだよ。

   でも最近偽物が来ることがあるから注意しろ、って噂が流れたんだ。
   別の村でもサギ被害があったらしいんだ


   んで、プーチンがやってきた。でも予定より2日も早くやってきたんだ。
   しかもお連れも何もなしにだよ。

   で、このハゲめって言ってぶちのめして追い返したんだ」


ζ(゚ー゚*ζ「それで、本物は来たの?」


('A`*)「その村がまるごとなくなってた」

('A`*)「それでわかったんだよ、あれが本物だったんだなって」

699:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/11/29 00:59:54.30 発信元:111.217.193.206
さすがロシアだぜHAHAHA

700:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/11/29 01:01:29.47 発信元:210.136.161.76
支援

701:('A`)ロンドンより愛を込めて のようです
11/11/29 01:02:40.88 発信元:221.30.151.167

やがて時計が12時の鐘を鳴らした。


('A`*)「あ、もうこんな時間かあ

    おいとましなきゃ、楽しかったよ、ありがとう」


ζ(゚ー゚*ζ「ばかねえ、もう相当飲んじゃったじゃん

       車でしょ?それこそ捕まるわよ」

('A`)


ζ(゚ー゚*ζ「泊まっていけばいいわ」


ドクオはヲッカの瓶でも飲み込んだかのような顔になった。
息がつまり、全身から一気に汗が吹き出た。


('A`;)「おおお、おおおおおおおおおお、俺、・・・俺」

ケイレンした鶏のような声をだした。

702:('A`)ロンドンより愛を込めて のようです
11/11/29 01:06:26.98 発信元:221.30.151.167
ドクオは視線をぐるぐる移動させた。でも、どうしてもベッドに目が行ってしまう。
酔ったおかげでまるで回らない頭で必死に考え、


('A`;)「おおお、俺、俺、じゃあ風呂場で寝るわ」

ζ(゚ー゚*ζ「あら、今度はNorwegian Wood みたいね」


('A`;)「へ?」

ζ(゚ー゚*ζ「ま、別にどこで寝たっていいけど、その前にお風呂入らせて」

デレーニャは脱衣所に言った。パタンとドアが閉まる音がして、水の音がぴちゃぴちゃ聞こえた。

ドクオはテーブルに顔を寄せて、酔いにまかせてブツブツとなにか唸っていた。


彼女がバスローブ姿で部屋に戻ってきた。

ドクオは入れ替わるように、ゴキブリのように風呂場に這っていった。
大きな音がして、しばらくすると、風呂場からいびきが聞こえ始めた。

ζ(゚ー゚*ζ「風邪引くわ・・・・」

♪I told her I didn't and crawled off to sleep in the bath

そうくちづさみながら、ドクオのもとに毛布を携えて行ってあげた。

*****

703:('A`)ロンドンより愛を込めて のようです
11/11/29 01:09:13.45 発信元:221.30.151.167
朝になった。

ドクオはかなり早くに目が覚めた。
そーっと風呂場のドアを開けて耳を澄ませた。
まだデレーニャは寝ているようだった。

化粧前の女の顔を見てはいけない、そういうデリカシー(もしくは恐怖)が働いたので、
ドクオはまんじりともせず毛布にくるまって彼女が起きるのをまった。

しばらくすると、あくびと、タンスを開ける音がした。
やがて、レンジに火をかける音がした。

もういいだろう。


('A`)「おはようございます」

ζ(゚ー゚*ζ「ああ、おはよう、あんなとこで眠れた?」

('A`)「ああ、ばっちりさ」

ボリボリと頭をかきながらテーブルについた。

704:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/11/29 01:10:23.14 発信元:111.217.193.206
ビートルズ中期はたまらん曲が多い

705:('A`)ロンドンより愛を込めて のようです
11/11/29 01:12:55.13 発信元:221.30.151.167

ζ(゚ー゚*ζ「昨日の残りで悪いんだけど」


そういってパンと昨日のボルシチの残りを目の前に置いた。

('A`)「いただきます」

そう言って食べ始めた。彼女も自分の分をよそってテーブルについたが、
まず彼女は目を閉じて祈りはじめたので、ドクオはなんだか気まずくなった。


食べながら彼女は言う、

ζ(゚ー゚*ζ「ねえ

       今日あたし非番なの。あんたも休みでしょ」

('A`)「うん」


ζ(゚ー゚*ζ「ロンドン観光しようか。ガイドしたげる」

('A`)「え・・・・そんな、どこか見たい場所なんて特に・・・・

    それに悪いし」


706:('A`)ロンドンより愛を込めて のようです
11/11/29 01:14:42.75 発信元:221.30.151.167

ζ(゚ー゚*ζ「いいの。どうせ暇なんだから
       じゃ決定。


       昼間観光して、でその後・・・・」


デレーニャは携帯で何か検索し始めた。今日市内で行わる催しを見ているらしかった。

その情報の一つに眼を止めた。

ζ(゚o ゜*ζ「あ」

そしてニヤッと笑って、言った。


ζ(゚ー^*ζ「面白い人に会えそうよ」

******

(続く)



707:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/11/29 01:14:45.48 発信元:111.217.193.206
支援!

708:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/11/29 01:15:24.19 発信元:111.217.193.206
おっとっと、乙!
この雰囲気、最高です

709:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/11/29 01:16:04.64 発信元:221.30.151.167
ご支援ありがとうございました
おやすみなさい

710:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/11/29 01:22:22.65 発信元:124.146.175.102
期待乙

711:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/11/30 01:35:46.98 発信元:110.67.102.13
連載規定みてて思ったんだが、期間過ぎた逃亡作品でも30レス以下で
完結できるんだとしたらここで投下してもよいってルールをつけないかい?

712:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/11/30 02:07:22.67 発信元:111.86.141.74
四年ぶりくらいにブーン系小説どうなってるか気になってVIPに行ったら何もなくて、ここにたどり着いた。
もうブーン系小説って人気無いし描く人も減っちゃったの?
おっちゃん悲しいよ…………

713:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/11/30 03:22:24.07 発信元:111.233.202.159
VIPには一応総合が立ってちょこちょこ投下があるくらいだよおっちゃん

714:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/11/30 03:23:02.23 発信元:118.159.131.35
みんなツイッターやってるだけだよ
おっちゃんもツイッターやろう

715:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/11/30 03:27:07.08 発信元:114.185.216.110
( ^ω^) ブーン系創作板のようです
URLリンク(jbbs.livedoor.jp)

こちらの投下がVIPより多く主流となりつつある

716:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/11/30 13:53:34.82 発信元:124.146.174.65
この手の嘆き多いな

717:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/11/30 16:20:05.90 発信元:182.249.48.46
規制されてVIPに書き込めないやつもいる

718:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/11/30 16:40:54.01 発信元:111.86.141.67
>>715
あーそうなんだ。無糖とか蕎麦屋はまだ小説描いてるかい?

719:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/11/30 21:04:24.96 発信元:111.86.142.208
>>718
書いてないね
妄想現実のスレは旧避難所にあるけど音沙汰なかったかな
最古の部類で生存確認出来るのはポケマスと異世界ぐらいじゃないかな

720:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/11/30 21:05:26.95 発信元:111.89.140.2
>>711 どうかなー追加するほど有るとは思えん。避難所で良いだろってなりそう


俺も質問、幸薄でお人形みたいな女の子って誰が合うかな?
ツン以外で

721:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/11/30 21:10:39.36 発信元:122.16.141.252
>>720
(#゚;;-゚) ⌒*リ´・-・リ

何となく幸薄そう

722:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/11/30 21:13:53.90 発信元:111.89.140.2
盲点だったわ…ありがとう

723:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/11/30 21:32:06.76 発信元:121.82.196.7
古参だと運命喧嘩とかもまだ書いてるんじゃない?

724:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/11/30 21:58:27.84 発信元:202.229.178.135
懐かしい名前が・・・表みたいな合作またやらないかなあ

725:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/11/30 22:00:31.61 発信元:221.30.151.167
age厨のせいでシベリア落ちるの早くなったな
これじゃイエローサブマリンだ

726:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/12/01 05:13:28.54 発信元:114.185.216.110
最近投下多いよね

727:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/12/01 05:41:39.46 発信元:111.86.142.239
>>532( ^ω^)全員何かのキャラだけど説明面倒くさいからAA化して合作の用です

728:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/12/01 05:43:29.50 発信元:111.86.142.238
>>532暗い闇の中に星久が輝き、その間に巨大な遊郭がひっそりと佇んでいる。

まるで宇宙の真ん中に庭園があるような空間…

川 ゚ -゚)「ここはどこ…?確か僕はあの女の子の部屋でナイフを拾って…」

不思議な空間に呆然と立ち尽くし、終わりが見えない程長い廊下を眺めていた。

川 ゚ -゚)「ここもまた記憶の中の出来事なのかな…それにしては妙にリアルなんだけど…」

川 ゚ -゚)「…!?誰か来る?」

慌てて側の柱に身をかくした



729:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/12/01 05:46:04.65 発信元:111.86.142.235
ξ゚∀゚)ξ「はぁ~、なんやもうカラかいな…辺~!
酒が切れとるで酒が~。はよ持ってき~や~!…まぁったく~、こんな日でさへ、ワテは一人身か。
ホンマ神様はえげつない事すんな~?寂しい寂しい言うてももう無駄。えらいことやホンマ…辺!はよしてや~!
はよ来んとアルコール抜け落ちてしんでまうよ~!」

从;'ー'从「は、はいただいま~!」

廊下の向こうからチャイナドレスだか和服だかわからないキツネ…?
みたいな耳と尻尾をしたグラマラスな女の人がこっちへ来る…なんだかアレてる酔っ払いみたいだ。

ξ゚∀゚)ξ「はぁ~あ…辺、やっぱもうお酒えぇわ。こっち来てワテの相手してや!」

从;'ー'从「ええ!?どどどどどっちなんですか~!」

ξ゚∀゚)ξ「とにかく来たらええんねや来たら~。」

ξ゚∀゚)ξ「ん~…」

キツネ女の足がピタリと止まった

ξ゚∀゚)ξ「おいそこの、誰や…?」



730:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/12/01 05:49:13.24 発信元:111.86.142.233
川;゚ -゚)まずい…バレた?

僕がそ~っと柱の影から逃げようとするといきなりえりをぐいっと掴まれた

ξ゚∀゚)ξ「誰や~ゆうとるやろ。逃がしゃせ~へんよ~?」

川;゚ -゚)「うわわ」
キツネ女はかなり座った目をしながらぐいぐい僕の顔に急接近して来る

ξ゚∀゚)ξ「アンタ~何モンや~?この宇宙庭園にどっから入ってきたんや?ん~?」

川;゚ -゚)「し、知らないよ…気付いたらここにいて…は、はなして!」

ξ゚∀゚)ξ「アンタ~、何寝ぼけた事言うとんのや?この宇宙庭園はそんじょそこらの方法で入ったりできへん!何やスパイかいな!?どこのや!?調教して洗いざらい喋らせたろか~?」

川;゚ -゚)「ち、調教ってちょっと!本当に気付いたらここにいたんだよ!」

ξ゚∀゚)ξ「こんのスケ~。ま~だシラきるきやな~!おっしゃこちょぐりの刑や覚悟せ~よ~!?」

731:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/12/01 05:52:06.60 発信元:111.86.142.230
川;^ ∀^)「ちょっと何す…や、やめてよ!アハハハ!やめ!こしょぐったい!やめて!変なトコ触らないで!アハ!アハハハハ!」

ξ゚∀゚)ξ「ほら~!さっさと言わへんと操までとってまうよ?え~の~??」

川^ ∀^)「か、勘弁してってばだから僕何もわかんない~!!」

从'ー'从「あ、あのう…」

ξ゚∀゚)ξ「ア?なんや?」

从'ー'从「お酒お持ち致しました~」



732:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/12/01 05:54:12.13 発信元:111.86.142.231
ξ゚∀゚)ξ「だ~から酒ええ言うたやろ?」

从'ー'从「ええ?でも…あの、ツンプゲの前様…この方は?」

ξ゚∀゚)ξ「侵入者や侵入者~。ほら、辺も見てるだけやの~て服脱がせや~」

从'ー'从「まぁ…来客なんて久しぶりじゃありません?かれこれもう何年も…って、服!?ええ!?」

川;^ ∀^)「ちょっとまっ、アハハハハ~!!!!」

ξ゚∀゚)ξ「ん~…アンタ~…」

733:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/12/01 05:55:58.62 発信元:111.86.142.240
川;^∀^)「アハハハハ!アハ…」

川;゚ -゚)「…は?」

キツネ女の責め(?)が急に終わり僕の顔を再びのぞき込む

ξ゚∀゚)ξ「ん~誰やったかな~あのほら、デレデレはんと一緒に旅してたセーラー服のえ~っと!」

ξ゚∀゚)ξ「あ!そうや!クーはんやないか!」

川 ゚ -゚)「え…僕の事知ってるの?」

734:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/12/01 05:56:53.39 発信元:126.255.119.12
しぇん

735:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/12/01 05:57:40.52 発信元:111.86.142.232
ξ゚∀゚)ξ「知ってるも何も昔ここに遊びに来たやんか~。ねぇ~…ほらほらぁ~…」

キツネ女が急に色目を使って僕に顔と胸を近づかせて来る

川 ゚ -゚)「ごめ、マッタクオボエガナイヨ」

ξ#゚∀゚)ξ「んのあ~!!このガキゃこのツンプゲラの前を忘れるなんた~なんつう情薄!調教再開や~!!辺!手錠と蝋燭用意せえ!!手錠と蝋燭!」

从'ー'从「え、ええ!?」

川;゚ -゚)「なんでそうなるの~!?」

736:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/12/01 05:58:12.23 発信元:111.86.142.232
つづく。

737:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/12/01 06:01:43.74 発信元:126.255.119.12


738:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/12/01 07:36:23.74 発信元:202.229.178.150

タイトル的にこれは元ネタあるの?

739:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/12/01 17:13:17.74 発信元:218.178.38.71


新作書いたときに付けた酉 間違えてぜんっぜん関係ないスレにその酉でレスしちゃったよ

見ておられた方ごめんなさい 今日は更新できないんです
もうこの後出かけるので…

740:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/12/01 21:33:34.89 発信元:110.67.102.13
乙乙
>>720
まあ気休め程度かもしれない
一回の投下でスレ立てさせるのもどうかなって思ってさ

741:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/12/01 22:59:18.75 発信元:211.3.237.76
一年ほど前にBTCMを漫画化したい、と言っていた者です。
あの後色々と有りまして最近作業に着手しました。

すっげぇ今更ですけどもし覚えて下さっている方が居たら嬉しいです

742:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/12/01 23:09:50.83 発信元:221.30.151.167
>>741
マジ期待age

743:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/12/01 23:13:43.16 発信元:124.146.174.36
>>741
おおおおお!!

744:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/12/02 00:48:42.01 発信元:222.150.212.83
>>741
おお!頑張れ!
公開はどっかのサイトでするんだよね?

745:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/12/02 01:02:00.00 発信元:211.3.237.76
>>742
>>743
>>744
期待して頂き有難うございます
とりあえず自サイトで晒すつもりです
今週中にはとりあえず5ページほど上げてみる予定です

746:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/12/02 01:46:18.74 発信元:114.185.216.110
おおお期待

747:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/12/02 13:05:29.82 発信元:122.255.171.209
アルファのゲーム作ったけどどうしよう

748:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/12/02 13:31:54.11 発信元:1.78.26.97
とりあえず作者に許可もらいにいって、その後に創作板にスレ立てでもしたらいいんじゃね?

749:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/12/02 13:48:39.20 発信元:202.229.178.150
公開してくれやりたい

750:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/12/02 15:25:56.94 発信元:114.185.216.110
そういや昔、アルファの旗地をゲーム化しようと思い立ち
まず試験的にアナログでつくって友達とやってみたけど
ルールも頭では解っていたけど、どちらもゲームに慣れてないせいか
どうもおもしろくなくて結局ゲーム化しなかった事があったな

751:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/12/02 15:44:14.52 発信元:122.255.171.209
いや旗地じゃなくて三人称視点のアクションゲームなんだけどさ

752:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/12/02 15:50:43.91 発信元:202.229.176.149
嘘つくなよ
どうせ公開なんてされない

753:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/12/02 16:54:04.48 発信元:124.146.174.40
イジケー

754:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/12/02 17:16:05.52 発信元:211.3.237.76
突貫で作ったHPにbtcmプロローグ5ページ程上げてみました
見辛いとかあれば改善して行きたいです

URLリンク(daruhibi.web.fc2.com)

755:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/12/02 17:31:00.82 発信元:114.185.216.110
すげえ クーとジョルジュのイメージがぴったりだわ

756:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/12/02 17:40:14.30 発信元:1.78.26.97
>>754
続きを!早急に続きを頼む!

757:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/12/02 18:04:37.36 発信元:110.67.102.13
>>754
こりゃすげえ! 続き期待

758:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/12/02 18:56:26.35 発信元:118.159.131.36
>>754に期待

759:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/12/02 19:06:45.58 発信元:211.3.237.76
>>753
>>754
>>755
有難うございます
見やすいように少し画像の大きさ変えてみました。

760:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/12/02 23:20:56.04 発信元:202.229.178.11
漫画とは凄い

761:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/12/03 16:48:17.46 発信元:126.162.189.149
書き溜め消えた
死にたい

762:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/12/03 16:54:45.95 発信元:123.108.237.2
俺も書き溜め消えた
死にたい

763:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/12/03 16:59:03.74 発信元:126.162.189.149
先に待ってる

764:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/12/03 17:30:03.63 発信元:111.89.140.2
( ^ω^) カチカチ

( ^ω^)「お?」

【761 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/12/03(土) 16:48:17.46 発信元:XXX.XXX.utu.dok
   書き溜め消えた
   死にたい】

( ^ω^) カキコミカキコミ

【762 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/12/03(土) 16:54:45.95 発信元:XXX.XXX.boo.n
   俺も書き溜め消えた
   死にたい】

( ^ω^)(まぁ、本当に死にたいって程じゃないけど)

( ^ω^) リロード

( ^ω^)「お」

【763 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/12/03(土) 16:59:03.74 発信元:XXX.XXX.utu.dok

   先に待ってる】

( ^ω^)「……おっおwww」

( ^ω^)(しかし、書き溜め消えたくらいで本当に死ぬ人とかいるのかねぇ)

( ^ω^)(……いるわけないおwwwww)

765:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/12/03 17:32:08.49 発信元:111.89.140.2
( ^ω^)「……さてと、エロ動画でも漁るかおー」


―――


一週間後


( ^ω^) カチカチ

( ^ω^) ピロリンッ

( ^ω^)「お、メールだお」

( ^ω^) カチッ


【from:XXX.XXX.utu.dok
 件名:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
 本文:

      まだ?】





こういう話になるわけだな

766:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/12/03 17:51:35.39 発信元:124.146.174.17
こえええええ

767:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/12/03 18:34:39.09 発信元:211.3.237.76
普通にこえぇぇぇ

768:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/12/03 18:38:07.09 発信元:114.185.216.110
::l从;∀;ノ!リ人::

769:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/12/03 18:47:58.73 発信元:118.159.131.36
こんな恐ろしいホラー初めて読んだ・・・・・・こええええ

770:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/12/03 19:36:28.07 発信元:123.108.237.25
さてと、エロ動画でも漁るか

771:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/12/03 20:27:51.73 発信元:180.63.206.31
夜も更けてきたところで、お題を三つ四つほどいただきたいのですが(´・ω・`)

772:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/12/03 20:29:34.88 発信元:126.162.189.149
>>771
ヒゲそり

773:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/12/03 20:45:15.52 発信元:202.162.112.15
>>771
吹雪

774:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/12/03 20:49:50.48 発信元:211.3.237.76
>>769
スノーマン

775:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/12/03 20:51:07.03 発信元:202.229.178.140
>>771
廃車

776:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/12/03 20:56:45.66 発信元:122.18.215.77
何で>>771にお題集中してんのwww

777:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/12/03 21:29:06.76 発信元:180.63.206.31
>>772-775
おおおなんか四つもレスついとる。
いっぱいお題ありが㌧

778:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/12/04 17:41:31.92 発信元:126.209.64.1
wktk

779:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/12/04 17:42:46.03 発信元:210.135.205.162
ちょっとばかりいい暮らしをするために、命も魂も売り渡しちまったやつらを見
てみろよ!俺は嫌だな、そんなやり方は。たとえ一杯のコーヒー代に事欠くこと
があっても―ジジはやっぱりジジのままでいたいよ! 『モモ』

780:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/12/04 18:34:29.46 発信元:111.89.140.2
なんぞ

781:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/12/04 19:47:36.60 発信元:118.109.218.187
今までROM専だったけど短編書いたので投下します


782:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/12/04 19:50:04.01 発信元:118.109.218.187

タイトル:ブーンの初恋


内藤は高校1年生だった。
しかし、大人しめの性格だったせいかいじめられていた

DQN「おい内藤金もってきたか?」

( ^ω^)「う、うん」

DQN2「その金でカラオケいこうぜwwwww」

( ^ω^)「でも、これは僕の昼ごはんのお金・・・げふ!」

DQN「うるせーんだよころすぞ!!!」
DQN2「やべぇwwwwwりあるK-1ダイナマイトwww」

その時だった。


「ちょっとやめなさいよ!!」

783:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/12/04 19:53:46.02 発信元:118.109.218.187

ξ゚⊿゚)ξ「あんたたち先生に言うわよ!!」

DQN「やべぇ逃げろ!」

どたどた、と、DQNたちは逃げていった。

( ^ω^)「うう、ありがとうだお」

ξ゚⊿゚)ξ「別にあんたのためじゃないわよ」

( ^ω^)「え?」

ξ゚⊿゚)ξ「あいつらが許せなかっただけよ」

( ^ω^)「そ、そうかお・・・」

ξ゚⊿゚)ξ「情けない男ね。しっかりしなさい!」

ばしーん

( ^ω^)「あいた!」

( ^ω^)「え?」


784:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/12/04 19:56:43.16 発信元:118.109.218.187

それがツンデレとの初めての出会いだった・・・
それからブーンはドクオという友達ができ、学園生活も順調になってきた。

ドクオ「おいブーン。お前好きなことかできた?」

( ^ω^)「え!?そ、そんなのいないお」

ドクオ「おいなんだその反応は・・・!このリア充め!」

( ^ω^)「あいたたった」

ξ゚⊿゚)ξ「あんたたちまじめに掃除しなさいよ」

( ^ω^)「ツン・・・わ、わかったお」
ドクオ「ひえー。さすが生徒会のツンデレ様だぜ」

( ^ω^)「・・・」

気の強いツンデレ。
しかしブーンは気づいていた。
ツンデレは本当は優しくて今怒ってるのは照れ隠しだと
だからブーンは・・・初恋をした。

785:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/12/04 19:58:24.76 発信元:118.109.218.187

( ^ω^)「クリスマス・・・今日こそツンデレに告白するお!」

ドクオ「なに!おまえツンデレがすきなのか!」

( ^ω^)「当たり前だろ・・・常識的に考えて」

ドクオ「なんてこった・・・確かに美人だが競争率高いぞ?」

( ^ω^)「わかってるお・・・玉砕覚悟だお!気持ちを伝えるお!」

そして・・・ブーンは校舎裏にツンデレを呼び出す。
果たしてブーンの初恋の結末とは!?



786:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/12/04 19:59:58.14 発信元:118.109.218.187

~作者の暴走CMタイム~

ちゃーらららー

( ^ω^)「さんじのおやつは文明堂」

( ^ω^)「ほぅ!」

( ^ω^)「カステラって・・・いいよね(どやぁ)」

ちゃーららら♪

~~~CM終了~~~


作者「正直すまんかった」


787:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/12/04 20:02:17.71 発信元:118.109.218.187

・・・・・・
・・・

ξ゚⊿゚)ξ「何よ、こんなところに呼び出して」

( ^ω^)「ツン・・・言いたいことがあるんだお」

( ^ω^)「好きだお!僕と付き合ってくりゅwwwww」
↑噛んだ。


( ^ω^)「終わった・・・オワコン・・・」

ガクリ・・・膝を付くブーン。
諦めたらそこで試合しゅうりょ(ry


ξ゚⊿゚)ξ「・・・いいわよ」

( ^ω^)「え?」

788:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/12/04 20:04:34.59 発信元:118.109.218.187

ξ゚⊿゚)ξ「私もあんたのことが好きだったんだからね!」

( ^ω^)「まじかお!やったお!」

ガサガサ

( ^ω^)「ちょwwww草むらからモンスターwwww」

ドクオ「ちくしょう、OKだと!?てめーせっかくプギャーしようと隠れてたのに!」

( ^ω^)「おまwwwwひでぇwwっw」

ドクオ「まあいいや。おめでとな、ブーンwww」

( ^ω^)「ありがとうだお!」

ξ゚⊿゚)ξ「ちょ、ちょっと。何のぞいてんのよーーー!!」

ドクオ「うぎゃーーーー!ちょ、作者おれのあつかいひどすwwww」
作者「すまんwwwおうふwwww」

こうして、ブーンの初恋はおわった。
いや、はじまったのか・・・な

789:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/12/04 20:06:19.58 発信元:118.109.218.187
キャスト

( ^ω^)ブーン  ヘタレだが隠れイケメン

ξ゚⊿゚)ξ ツンデレ 美少女・生徒会・ツンデレツインテール貧乳

ドクオ 友達ポジション

作者 俺

以上、これにて閉幕

「「ありがとうございました!!!」」




790:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/12/04 20:07:07.13 発信元:118.109.218.187
つかれたぜーwww
読んでくれてありっした!!

791:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/12/04 20:07:21.53 発信元:202.162.112.15
作中に作者を出すのはやめておいた方が良い

792:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/12/04 20:11:12.11 発信元:124.146.175.103

しかし作者を出すのはやめた方が

793:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/12/04 20:11:42.27 発信元:111.233.202.159
おいていかれた気持ちでいっぱいです

794:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/12/04 20:15:43.84 発信元:114.185.216.110
これがマジレス乙という奴か

795:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/12/04 20:18:00.55 発信元:126.190.112.34
ネタにマジレスといいたいが
ネタにもなっていないクオリティならしかたない

796:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/12/04 20:36:21.73 発信元:122.18.220.187

ネタか初期の再現か判断難しいな
初期だと('A`)、ツンで逆だけど

797:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/12/04 21:26:13.93 発信元:218.178.38.71

ネタ…なのか?
ちなみに作者さんはおいくつ?

798:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/12/04 22:05:25.83 発信元:110.67.102.13
おっつう

799:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/12/05 00:10:01.54 発信元:126.162.169.240
復帰

800:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/12/05 00:23:11.61 発信元:110.67.102.13
ふいー

801:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
11/12/05 09:53:04.60 発信元:124.146.174.20
801


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