11/06/12 02:44:00.07 発信元:122.49.254.171
>>280
ふむん。
白レン「貴方はいつもそう、勝手ばかりで私の話に聞く耳持たない! 一体どういうつもりなのよ!」
K’「ウザってぇ、ガキは大人しくしてりゃいいんだよ」
白レン「ちょっと。子ども扱いするのはやめなさいと言っているでしょう!?」
K’「チッ……騒ぐな、黙ってろ」
白レン「なんですって!?」
『こちらの気も知らないで私をのけ者にしないで! 私だって、貴方の力になれるんだから』
『遠ざけられる理由ってのを考えろよ、お転婆もいきすぎると心配かけるってことを理解しやがれこの首突っ込みたがり』
『やっぱり私が小さいから信頼されていないのかしら……うぅもどかしい。子どもっていうだけで一人前に見てもらえないのは悔しいのに』
『あぁ畜生、人の気持ちも知らねぇで。お前をこんなつまんねぇことでケガさせたりしたら俺が後悔してもしきれねぇだろうが』
さとり「……だそうですけれど?」
レン「……」(大きく頷く)
さとり「『あの子ったら知らない内に大きくなって……』ですか。まるで母の心境ですね?」
レン「……、…」
さとり「『私へのコンプレックスの塊だったあの子が一人前に恋をする、素敵なことでしょう?』
まあ、同意はしておきましょう。それはそれとしてレンさん、後ろ後ろ」
レン「……?」(首を傾げて振り返る)
白レン「れ~~~ん~~~? こんなところで、何を、してるの、かしらねぇぇぇぇぇ?」
レン「……っ!」
さとり「恋する乙女をナメてはいけませんよレンさん。あ、ちなみに私はレンさんに貴方がたの心の実況を頼まれただけですので」
レン、後ろを振り返らず猛ダッシュ。白レン、それを顔を真っ赤にして追いかける。
こんな感じ?