11/02/13 00:42:47 発信元:180.197.46.84
尾田:
感動ものっていうのは、初めから狙って、つまり読者を感動させようと思って
描くことって絶対にないんです。キャラクターが動き始めた時に、自分でちょっと
手を貸して演出を加えることで、それを一つの感動的な話に仕上げることは
あるんだけど、感動話を描こうと思って描いたことは一度もないんです。
「人が死ねばそれを感動と呼ぶ」っていう風潮もありますよね。僕はそれを「葬式」と
呼んでいるんですけど。やっぱり「泣ければいい」というわけじゃないんです。