11/01/20 05:10:24 発信元:219.112.24.100
【話題】 大前研一氏、中国の不動産バブル崩壊を危惧 年収200万円の中国人が2億円の家を買っている!
1 :影の軍団ρ ★:2011/01/20(木) 00:04:29 ID:???0
リーマン・ショック後の世界経済の回復を牽引したのは間違いなく中国経済だが、
そこにはすでにバブル崩壊の影が忍び寄っている。果たして中国に何が起きているのか、大前研一氏が分析する。
いま中国のバブルは、先進国では見たことがないほど膨らんでいる。
たとえばイギリスのオークションでは、18世紀後半の清朝・乾隆帝時代に作られた花瓶を中国人同士で競り上げ、
最終的に北京の富豪が約56億円で競り落とした。予想価格は約1億3000万円だったというから、
43倍の高値が付いたわけである。バブル期の特徴として、チューリップならぬニンニク価格の暴騰なども観察されている。
最大の問題は不動産バブルだ。北京、杭州、上海などのマンションは2億~8億円もする。
私は2010年11月、上海の浦東地区に高層マンションが立ち並ぶ高級住宅街を見に行ったが、
何か寂しい感じがしたので、案内してくれた人に「この辺の住民はどうやって通勤しているんですか?」と尋ねた。
すると「ここには誰も住んでいません」と言う。つまり、みんな投資用に買っているのだ。
大連でも新築のマンションは、夜になっても全く灯りがついていない。これが全国至る所で見られる。
いま中国の中間層には、マンションを3戸持つ人が増えている。1戸目、2戸目の物件が値上がりしているから、
それを抵当に入れて3戸目を買い始めているのだ。結果、いま中国には空き室が8000万戸もあると言われている。
日本のバブル期に日本人が買っていた住宅の価格は、年収の10倍ぐらいだった。
ところが中国では管理職でも年収100万~200万円で、2億円の物件を買っている。
なんと年収の100倍以上。空恐ろしい状況なのである。
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