10/12/19 06:24:14 発信元:113.151.46.249
神戸新聞NEWS
JR舞子駅女性死亡事故 車両連結部から転落
JR神戸線舞子駅(神戸市垂水区)のホームから女性が転落、
死亡した事故で、女性は快速電車の4~5両目の連結部から転落していたことが18日、分かった。
先頭車両同士が向き合う形でつながれ、転落防止用カバーがない部分。通常の連結部より隙間が大きく、
今年6月にもJR東西線で転落事故があったことから、安全対策の遅れが指摘されていた。
事故は17日午後9時50分ごろに発生。舞子駅上りホームで、
姫路発米原行きの快速電車に乗っていた女性が降車後、ホームから転落した。
死亡したのは、垂水署のその後の調べで、神戸市西区伊川谷町、主婦高瀬真弓さん(32)と分かった。
JR西日本によると、快速は12両編成。 4両編成と8両編成の車両をつなぎ、4~5両目の連結部分は先頭車両同士が向き合う形だった。
国は2002年5月以降に製造された車両に対し、連結部へのカバー取り付けを義務付けたが、
先頭車両同士は技術的に難しいため対象外。垂水署などによると、この快速も4~5両目だけカバーがなく、
最大で幅約2メートル、奥行き1・2メートルの隙間があったという。
転落事故直後、乗客がホームの非常ボタンを押し、車掌が非常ブレーキをかけたが、
10メートルほど進んで停車したという。同署は18日午前、快速の運転士と車掌から当時の状況を聴取。
事故のあった車両を調べている。
先頭車両の連結部では今年6月、JR東西線加島駅で男性が転落し、
救出された。同社は「今回の事故状況を詳しく調べた上で、今後の対応を考えたい」としている。
今回の事故を受け、阪神電鉄など関西の私鉄各社も18日、 電車の発車時に注意するよう乗務員らに呼び掛けを行った。
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