10/10/30 19:44:10 発信元:218.128.213.10
戦人の気づいた黄金の真実=戦人の罪、ってことで説明するよ
物語の一番のポイントは「戦人の罪」で、Ep7ではこう説明されている。
「これが、戦人の罪だ。」
「……約束と、……誤解させたこと。」
「違う。」
「………え?」
「……それを、覚えてさえ、いなかったことだ。」
「破った約束なら、……詰ることも出来る。悔いることも、あるいは取り返すことも。
………でも、覚えてさえいないことは、何も問い詰めることが出来ません。」
「…………………………。」
「戦人さんを憎むことなど出来ません。……戦人さんは、約束を破ってさえ、いないのですから。」
そしてその「戦人の罪」に気付くためのヒントがこれ
Ep2
「女の傷付け方は3つある。…特別に妾が教えてやろう。1つは刃物で傷つける。1つは心を傷つける。
…そして最後が一番難しく、一番効果的に傷付けられる。なのに意識せずして傷付けられる。わかるか…?」
「期待を裏切る、だ。……女ほど夢見がちな生き物はいない!勝手に夢を見、勝手に傷付く。
……お前のような距離の男が一番女を傷つける!わかるまいな、貴様には。どれだけ朱志香を傷付けてきたか、まったく考えが及んでいまい。」
EP3
「…6年前のことですと、あまり覚えてはおられないのですか? 私は、つい昨日のことのように鮮明に覚えておりますが…。」
「紗音。ちなみに、6年前の戦人はどんなだったんだ? 何かエピソードを覚えてないのかよ?」
「そうですね。……確か、お帰りの際はこう仰っていました。“また来るぜ、シーユーアゲイン。きっと白馬に跨って迎えに来るぜ。”」
「えぇ、まぁ…。他にも色々と覚えておりますけれど、その…。
……ご本人もお忘れになりたいことみたいなので、これ以上は遠慮させていただきたいと思います…。」