10/11/28 15:22:14 発信元:210.153.84.206
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工芸とは少し違うかもしれませんが、UPします
白磁の茶海に、金継ぎをしました。
欠損を補充しているので、継ぎ合わせはしていませんが・・・
作業工程としては
欠けた部所を洗浄、脱脂する
木屎漆というパテを作り、欠損した形を再現する
麦漆という接着剤を作り、木屎漆で作った物を接着させる
漆を充分に硬化させたら、紙やすりで表面を慣らす
錆漆というゆるいパテ状の漆を作り、木屎の表面につけて隙間を埋める
錆漆が硬化したら、細かい番手の耐水紙やすりで表面をなだらかにする
黒い漆で下塗りをして、硬化したらまた耐水紙やすりでなだらかにする
赤い顔料を混ぜた弁柄漆を塗り、それを接着剤に金粉を蒔く(蒔絵)
弁柄漆が硬化したら溶剤で薄めた漆で金粉を上から固める
胴摺り、磨きをして完成
今回は簡単な方法を採りましたが、作業期間は約7日でした
質問があれば答えます