【訃報】水野晴郎氏死去at SIBERIA
【訃報】水野晴郎氏死去 - 暇つぶし2ch186:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
10/04/05 04:46:30 発信元:114.171.139.164
ヒトゲノム計画の進展と21世紀の生命科学

しかし、日本にはもっと大きな貢献ができたチャンスが2回あったと思います。
初めは1 9 8 7年、現在理化学研究所ゲノム科学総合研究センター長の和田昭充博士
(当時東京大学教授)が、D N Aの高速の解析システムを作ろうと日立やセイコー電子、
富士フィルム等を集め、主要なパートについての各々の技術は相当レベルに達したという
ことを、ネイチャーに発表したときです。これがアメリカを刺激しました。ワトソンは
すぐにアメリカの議会に「このままだと遺伝子解析の分野でアメリカは負けてしまう。
直ちに大量の予算を出して推進すべきである」と訴え、それまでアメリカの中で
いろいろな議論があったヒトゲノム計画が、一気に推進するようになりました。
さらに和田プロジェクトは完成をみないまま、途中で止まってしまいました。もう一つの
チャンスは、遺伝子の解読をするD N Aの自動シークエンサーという装置の技術開発の
ときです。この主要技術の一つは日立の研究所が持っていたのですが、日立がアメリカの
PE社と技術提携したことにより、P E社が世界のシークエンサーの3分の2を支配して
しまいました。この最終製品の開発は日立だけではできなかったかもしれませんが、
日立がいなければできなかったでしょう。ただ、日本として独自に発展するチャンスを
失った気がして残念です。
URLリンク(www.zencom-inc.co.jp)

バイオ医薬におけるイノベーションの構造

 ある時期、研究レベルは最高水準を行っていたといわれる日本のゲノム情報の研究は
なぜ大きな遅れをとることになったのだろうか。

 日本がゲノム除法の解読で最初から出遅れていたわけではない。現在理化学研究所の
ゲノム科学総合研究センター所長をつとめる和田昭充教授が 1981 年に「ネイチャー」への投稿
によって日立と協力しながら DNA の高速自動解読システムを提唱していたように、むしろ先駆者
だといってよいだろう。ところが次第に日本は取り残されていくのである。
URLリンク(is.gd)


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