11/03/28 06:41:47.84 yaSqvD8I
動物実験を見てみましょう。まず動物をいつでも好きなだけ食べられるようにしてみます。
次いで、人為的に食餌時間を決めてそのときだけ腹一杯食べさせます。
そうすると、一日に食べるカロリーは同じでも、なぜか自由にモグモグしているほうがコレステロール値が低いのです。
科学者はかなり前から知っていて、人間でも同じ結果が出ていたのですが、
研究が少人数で短期間であったため説得力に欠けていました。
イギリスで行われた45歳から75歳までのボランティアによる研究が、実際の生活でもそうなることを証明しました。
それは1日の食事の回数が多いほど、摂取カロリーは多いのに、血清コレステロール値が低かったということです。
コレステロールの数値の相違はたかだか5%なのですが、一定していて、統計学的にも明白です。
結論として研究者が見つけたのは、1日6回あるいはそれ以上食べる人のコレステロール値が、
1日1食あるいは2食の人に比べて心疾患のリスクを10%~20%も軽減することが分かりました。
フランスでも同じ結果でした。
2002年にフランスで行われた330人の男性の調査でも食事の回数が多い人の方が体脂肪率が低かったのです。
1日1回あるいは2回しか食べない人のBMIは26.2、そしてウエスト対ヒップの割合は平均値として0.95でした。
これに対し、1日5食の人達はBMIが24.5ウエスト・ヒップ比が0.93でした。
食事の回数が多い人はスマートなのです。
最近行われたマサチューセッツ州の住民調査でも、1日4回以上食べる人は、
食事の回数が3回あるいはそれ以下の人に比べて肥満の率が45%も低かったのです。
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