11/05/06 23:39:43.75 y+dvWBSi
削ぎ落とされ研ぎ澄まされた姿こそが日本の美で、それを好むのが日本の文化であり、日本人の美的感覚。
代表的なところでは、日本刀を見れば分かるだろう。
熱され叩かれ冷やされて、極限まで鍛え抜かれ、一切の無駄を削ぎ落とし、一転の曇りなく研ぎ澄ました姿を。
せっかく日本人として生まれたのだから、肉体もかくありたい、日本刀のようでありたいと思う。
昔の人みたいに刀は帯びずとも、その立ち姿と精神を刀のように研ぎ澄まして生きていきたいものだ。
また、体を大きくするならするでブヨブヨ太るのでなく、力士や格闘家のように巨体に見合った能力を持ちたいものだ。
そこには重厚な斬馬刀のような、研ぎ澄ました刀とは違った美しさが宿るのだから。
日本男児と大和撫子の姿に宿すべき美は、節制と鍛練の向こうにある。
そこから逃げた怠惰の果てにあるのは、美ではなく醜でしかない。