10/03/21 09:57:35 BbO19hOL
>>527
続き。
あと、地中海式料理ってのが健康食だと最近もてはやされているが、
発祥の地(?)であるギリシャのクレタ島では、ただ単にオリーブオイルしか育たなかった。
なので伝統的にオリーブオイルを多量に摂取してきた。と、考えてみると面白い。
島民は西洋的栄養学見解によると、異常な脂肪の摂取量となるが、
クレタ島で先祖代々の食生活をする人々は健康で長寿である。
島民はオリーブオイルを何にでもふりかけて食べる。
日本のようにドレッシング感覚で「野菜の上にオリーブオイルをふりかける。」
ではなく、「オリーブオイルの中に野菜を入れて食べる。」くらい、
圧倒的にオリーブオイルまみれ。
肉・魚・野菜と、何にでもオリーブオイル。
おそらく、本場の人たちが食べる地中海式料理を、日本人が食べるなら
3日と持たない事が考えられる。
又、最近のオリーブオイルの健康志向を訴えるメディア報道は、
どうも経済活動が含まれてそうで胡散臭い。
もっと胡散臭いのは、オリーブオイルの成分から「ほにゃらら酸」がどうのこうのとか
成分を分析して説明する変な栄養学的発想だ。
この成分どうのこうのを誇大に宣伝する方法は昔からある。
・赤ワインにはポリフェノールがどうのこうの。
・イヌイットはアザラシを食べてるから、脂肪酸がどうのこうの。
・深海サメの肝臓エキスがどうのこうの。