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たんぱく質量、より正確に表示=食品標準成分表を改訂へ-文科省委員会
学校、病院の給食メニュー作成やダイエットなどに活用される「日本食品標準成分表」に
ついて、文部科学省科学技術・学術審議会の食品成分委員会(主査・野口忠中部大教授)
は26日までに、食品に含まれるたんぱく質量をより正確に示す方針を固めた。国連食糧
農業機関(FAO)が2003年に推奨した分析法を世界で初めて採用する。
その結果、大豆、イワシ、豚肉で1割前後など、多くの食品でたんぱく質量が少し減る
一方、炭水化物量が増える。エネルギー量はほとんど変わらない。食と健康への関心
が高まる中、食品・医薬品メーカーなどには歓迎されそうだ。
現在、同成分表の別冊「アミノ酸組成表」を24年ぶりに改訂する作業を行っており、
精白米やアボカド、もずく、冷凍ハンバーグなど134食品のアミノ酸組成が高い精度で
分析される。これに伴い、各種のアミノ酸で構成されるたんぱく質の量も、より正確な
情報を提供することにした。
現行の日本食品標準成分表は、1878食品が掲載された5訂増補版。新たなアミノ酸
組成表とこれに基づく改訂食品標準成分表、別途新規作成中の「微量栄養素成分表」
(ヨウ素、クロム、セレンなどの含有量)は、11年1月までに公表される予定。
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