11/02/11 19:42:20 irDA/R3N0
やがてツルクは、フィニッシュの勝負に出る事を決意する。
ツルクはグロンケンの側面、尻尾の間合いの外で巨大化すると同時に跳躍して敵の側頭部にその刃を突き入れる。
しかし、いつまでもツルクの奇襲に翻弄されるだけのグロンケンではない。
横手からの殺気を察知したグロンケンは咄嗟に首を捻る。
ツルクの必殺の気合いを込めた刃は、グロンケンの頭部のノコギリによって弾かれた。
空中で体勢を崩されたツルクは、まともに大地に叩き付けられる。
そこを逃さずグロンケンはツルクに覆い被さり、全身のノコギリを振りかざす。
以下グロシーン自主規制。
しばらくの後、辺りに飛び散る怪奇宇宙人であったいくつかの肉塊のただ中に立つ、血みどろの八つ切り怪獣がそこに佇んでいた。