11/01/13 12:36:41 UaUo2eL70
遅ればせながら月曜にようやく観る事ができた
アンチというほどじゃないんだけど不満点を
・脚本の弱さが目立つ
悪の帝国を倒すために主人公が旅立ち、旅の途中で次々と仲間と出会って、伝説のアイテムを見つけ出すという、
テンプレ展開のためか説明が極端に省かれていた。
テンプレ展開なんだから説明なんて不要だろ?ってことなんだろうけど、逆にあちこちで説明不足が強く感じられてしまった。
・セブンからゼロへ授けられたブレスレット
これは父と子の絆を象徴するものだと思うんだけど、ぶっちゃけ無くてもそれほど支障はないような…
ブレスレットを出すなら新マン並み…とまでいなかくても、もうちょっと活用してほしかった。
おもちゃにして売り出すためのアイテムが必要だったんだよーというのは分かるけどさ
ていうかね、脚本の弱さに絡むことなんだが、セブンとゼロの父子の絆ってのが多分この映画の見所の一つなんだろうけど、
だったら最低限この二人のドラマを描けよ。
そもそもなんでセブンは自分がゼロの父親だということを隠してたのか?
その説明をやらないままなものだから、
これまでずっと育児放棄してたのに、急に息子思いの良い父親ヅラをしだした男と、
これまでずっとほったらかしにされて育ててもくれなかった父親をひたすら慕う父親に都合の良すぎる息子、
という図にしか見えないわけで、
こんな二人の父子の絆とやらに感動できる人はスイーツぐらいなもんだろうよ
・ランについて
ゼロと一体化している間はランの意識は眠ったままだというのなら、ゼロとランはもっと極端に違う性格にしてもよかったし、
そもそもただゼロに体を貸すだけ、器としての役割でしかないランが気の毒だった。まあ、ランのキャラが薄すぎる。
・ウルトラ戦士の扱い
光の国の戦いがカットされすぎ
贅沢は言わない、せめてウルトラ戦士の一人ひとりが光線技を放つカットを入れるくらいのサービスが欲しかった…
・その他
惑星アヌーや惑星エスメラルダ……この二つの星、もっと差別化したほうがよかったと思う。
海賊たち……3兄弟以外の海賊たちの描写がもっとほしかった。
・クライマックスに盛り上がれなかったという、ある意味最大の不満点
最後のゼロのパワーアップの唐突感。
他に3人もヒーローがいるのに、ゼロのみがパワーアップ。もう少し説明の上乗せがほしい。
あと、ウルティメイトゼロっていうの?ゴテゴテ体についてるゼロ…かっこ悪い…
ちょっと文句いいすぎたかもしれない。
さらに文句をいっちゃえば、全体的にメリハリがなく単調すぎるんだよ。だから退屈なのさ。
映画館の子どもたちも途中で飽きちゃってたよ。
あと、個人的な好みとしては>>17さんの
>着ぐるみがずっと喋ってるのを観てると実写作品を観てるのにアニメやショーを観てる感覚になる。
>ウルトラマンがずっと喋ってると何だかなぁ…って気分になってくる。
これに同感する。特にゼロ、せっかく今回、人間体を得たのだから、喋りまくるのや人間味たっぷりってのは人間体に任せ、
ゼロはもうちょいウルトラマンならではの味を出せたらよかったのにと思う。
ものすごく長くなった。ごめん。