11/04/28 00:23:02.42 ffYj+kEf0
>>99
仮面ライダーDG'S(ディジーズ)
物語の舞台は外界から隔絶された島、通称、地獄島。
地獄島にはベルケロスと呼ばれる三つ首の犬型モンスターが一匹生息しており、定期的に人々を襲います。
ベルケロスに噛み付かれた者は、醜い怪物と化した後、約30分後に死亡してしまう奇病「ベルケロス病」を発症します。
国は地獄島を完全に見放しています。
地獄島には出入り禁止。
島民たち―外界が言うところの「ディジーズ」は、地獄島から出ても受け入れてもらえる場所がありません。
ベルケロス病は空気感染すると信じられているのです。
閉ざされた島の中、知人が理性を失った怪物と化し、知人を襲い、最後には涙を流して死んでゆきます。
無敵のベルケロスを倒す手段はありません。
島は、その通り名の通り、地獄と化していました。
しかし、ただ一人。
怪物としての力を持ちながら、人としての理性を保つ男がいました。
彼こそが物語の主人公、犬神。
ベルケロスに噛み付かれた時、「えぇい!ならば俺も」とばかりに逆に噛み付き返したことが功を奏し、ベルケロスの血液を得ることに成功したのです。
その結果、ウィルスに対する抗体を少量ながら手に入れ、理性を保ったまま怪物の力を手にすることに成功したのです。
ベルケロスも油断したものですね。
しかし、犬神にはやがて、死の運命が。
手に入れた怪物の力で、残された二週間という時間の中で。
醜い顔を隠す仮面をつけた犬神は、島民と協力し、ベルケロスを攻略するための戦いを始めます。
地獄の門番を倒し、この島に未来を。
後世の人間は、犬神のことを、皮肉にもこう呼びます。仮面ライダーディジーズ、と。